ボディ拡大もルーフレール非装着なら立体駐車場への入庫もOK
XVはインプレッサをベースとし、車高を高くしたクロスオーバーSUV。インプレッサシリーズのモデルチェンジにより、ベース車両の質感が全体的に高まったこともあり、エクステリア、インテリアともに1ランク上の内外装となっている。
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ボディサイズは従来のXVに比べ、全長(4465mm)は+15mm、ホイールベース(2670mm)は+30mm、全幅(1800mm)は+20mmと少しずつ大きくなった。ただ、実用上の車幅の目安となるミラーtoミラー(左右ドアミラー間の距離)は2019mmと従来モデルと変わりなく、5.4mの最小回転半径とともに取り回し性を確保。
全高はインプレッサにはなかったルーフレールをオプション設定とし、非装着時には立体駐車場に即した1550mm(装着時は1595mm)としている。
スタイリングについては、インプレッサゆずりのシャープでカタマリ感のあるボディシルエットに、ブラックアウトされたクラッディングパネル、オーバーフェンダーを加えることで、SUVらしい力強さを表現。
フロントグリルの水平バー&ハニカムグリルはXV専用。マットブラックのブロックを配することでタフさをアピール。スタイルだけのSUVではないというところを強調している。
単なる広さだけでなく運転しやすさを追求した室内
インテリアは、スバルグローバルプラットフォームの採用により、キャビンスペースのパッケージングが一新され、前席、後席ともに居住性が高まった。とくに座席の左右の空間に余裕があるため、広々と感じる。
ダッシュボードまわりは、左右ドアをつなぐような形の水平バーが立体的で力強いデザイン。ディスプレイ部を高い位置に配置することで、運転中の視線移動を少なくしている。また、表皮素材の一部にはソフトパッドが使われ、さらにメタルカラーのガーニッシュが効果的に配されるなど、プレミアムコンパクトSUVらしい仕上がりだ。
XVはホイールベースや車幅の拡大により、室内寸法が全体的に広くなった。前席ではフロア構造を見直すことでペダルレイアウトを変更。ドライビングポジションを最適化しながら、足もとスペースを拡大している。
また、後席は、前席シートの配置を工夫することで、前席の下に後席乗員が足先を自然に収めることができるようになり、足もとが広く感じるようになった。頭上空間や左右座席間距離も拡大しているため、広々と感じる室内だ。
シートは数種類のクッション材を部位ごとに最適配置することで、ロングドライブでも疲れにくい適度なホールド感と着座感を実現している。
形状は全グレードで共通だが、表皮素材をグレードごとに変更。2リッター車ではブラック×オレンジ、1.6リッター車ではブラック×シルバーがインテリアのテーマカラーとなるが、2リッター車ではシートにもオレンジステッチを施すことで、SUVらしさとプレミアム感を高めている。
運転席には全グレードでシートリフターが装備され、ロングドライブでのドライバー交代に配慮されている。
レジャーやアウトドアスポーツでのニーズが高いXVだけに、アクセサリー電源(12V・120W)が2カ所(ダッシュボード下、コンソールボックス)に装備されている点もポイントだ。
また、ラゲッジルームにはカーゴフック類が合計6個設置され、ユーティリティを高めている(トノカバーは全車オプション)。
リヤシートは6:4分割式のオーソドックスなタイプだが、ほぼフラットになることと、開口部の横幅が従来モデルより約100mmも拡大しているため、クーラーボックスやゴルフバッグを横積みで積載できるなど、広大なスペースを確保している。シートアレンジパターンはシンプルながら、ラゲッジルームとしてはとても使いやすい。
XVはファミリーカーとして、そしてレジャーカーとしてマルチに使えるクロスオーバーSUVとしての基本性能・機能を備えたモデルといえるだろう。
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