レゴブロックとF1技術で開発!? 新型クーペSUVルノー「アルカナ」初公開! ハイブリッドモデルを今春日本導入
2022/01/18 17:10 くるまのニュース 1
2022/01/18 17:10 くるまのニュース 1
■2022年春に日本導入する「アルカナE-TECHハイブリッド」
ルノー・ジャポンは2022年1月14日、ルノーがF1レースで培ったノウハウを取り入れて独自に開発したハイブリッドシステム「E-TECHハイブリッド」を搭載したモデルを順次日本に導入すると発表しました。東京オートサロン2022のルノーブースで、このE-TECHハイブリッドを搭載したクーペSUV「アルカナ」を初披露しました。
【画像】LEGOブロックとF1技術が生み出した!? ルノー「アルカナE-TECHハイブリッド」を見る(38枚)
新型アルカナは、全長4568mm×全幅1820mm×全高1576mm、ホイールベースは2720mmというボディサイズの、ルノー初となる5ドア・クーペSUVです。ルノー・日産・三菱アライアンスの「CMF-B」モジュラープラットフォームを採用しているモデルです。
搭載されるE-TECHハイブリッドは、メインモーターであるEモーターと HSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)という2基のモーター、1.6リッター4気筒自然吸気エンジン、そしてこれらを繋ぐトランスミッションのドッグクラッチマルチモードAT で構成され、従来のパワートレーンにはないスムーズな変速とダイレクトな加速を両立させているといいます。
エンジン出力は94馬力・148Nm。これにEモーターの36kW・205Nm、HSGの15kW・50Nmが加わります。
燃費がよくドライブフィールに優れたハイブリッド車を実現するためには、エンジンとモーターをつなぐトランスミッションを軽量・コンパクトなものとするのが鍵だといいます。それに活用されたのが、ルノー/アルピーヌが長年にわたり参戦し、多くの経験とノウハウを持つF1の技術。F1のトランスミッションと同じドッグクラッチを使用することで、一般的なクラッチやシンクロナイザーさえも省き、軽量化とコンパクト化を図ったといいます。
さらにトランスミッションの実現性検証に使われたのが、工業用LEGOブロックです。エンジニアはLEGOブロックを使ってトランスミッションのモデルを組み上げ、アイデアが 実際に機能するかどうかの検証を進めました。同時にF1 のエンジニアと協業して、F1のノ ウハウを活用した技術開発も進めたといいます。
また1.2kWh(230V)のバッテリーを装備。燃費と CO2 排出量を大幅に削減し、条件が許せば、市街地走行時の最大 80%の時間をフルエレクトリックモー ドで走行し、最大40%の燃料削減が可能といいます。この結果、WLTCモード燃費は20.8km/Lを記録します。
※ ※ ※
E-TECHハイブリッドを搭載する新型アルカナの日本導入は2022年春を予定しています。
ホンダ「PCX イーエイチイーブイ」【1分で読める 原付二種解説 2022年現行モデル】
日本NI、自動車業界向けのイノベーション協創空間「Co-Engineering Lab」を7月4日に正式オープン
ルノー・ルーテシアEテック・ハイブリッド試乗 古き佳き「サンク・バカラ」の再来
高額オプションで悩む人多し! 新車購入時のボディコーティングは必要? どう維持するのがベストか!?
乗用車から撤退して20年! 今もなおクルマ好きを魅了する「いすゞ」が送り出した名車を振り返る
唯一無二の実力と個性で愛される! デリカD:5が特殊な層に支持される6つの理由
フェラーリ・レーシング・デイズ2022 創業75周年を祝い、500台が鈴鹿に
高額費用にトナラー問題など頭痛の種多し! 令和の駐車場問題を考える
フェアレディZ迎撃準備完了!!! トヨタ スープラに6速 MTモデルがついにキタ!!!
先の見えないジャガー 将来の見通しが明らかに 2025年までの計画とは
「BBQ」は薄い肉を忙しく焼いて食べることではなかった! 塊肉を豪快に焼くアメリカンBBQの真実を解き明かす
新たな電動クロスオーバー ジャガー、2025年までに3台の新型EV発売 ブランド再興目指す
「シビック e:HEV」発売 価格は394万200円 販売計画台数月販300台
発表は10月、1000万円超えでも買う価値あり! 次期「BMW M2」はM3/M4譲りのシャシーや新ATで走りを大きく洗練させた
ホンダ、新型SUV「ZR-V」のティザーを予告。気になるボディサイズは?
国産ミニバンが苦手ならコレ! おしゃれMPV「シトロエン ベルランゴ」を詳しく解説
フォレスター「STI Sport」追加! この夏のマイチェンに合わせた新グレード
赤のくまどりにレーザーライトの目立ちまくりレーサー「M4CSL」にくぎ付け! 世界1000台、日本向けも瞬殺必至
愚直なまでに”マツダらしさ”を追い求めたCX-60。SUVでも”人馬一体“と”美“は表現できるのか
最新ゴルフ風デザインに変化! フォルクスワーゲン「ポロ」改良版発売
フリード改良&特別仕様車追加! シートヒーター標準装備など快適度アップ