今季、3シーズンぶりにアルピーヌからF1に復帰したフェルナンド・アロンソは、これまでの4レースのうち3レースでチームメイトであるエステバン・オコンの後塵を拝している。
F1第4戦スペインGPでは、2台共に予選Q3に進出したアルピーヌ。アロンソは予選10番手だったが、オコンは予選5番手と上位につけた。決勝レースではリスキーな1ストップ戦略でチェッカーを目指したアルピーヌだったが、アロンソは17位フィニッシュ。一方オコンはなんとか戦略を完遂し、9位フィニッシュを果たしている。
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しかし1年早くチームに加入し、表彰台も経験しているオコンの方がより上手くチームに溶け込んでいるのは事実だ。アロンソは、オコンの仕事を惜しみなく称賛している。
「彼はとても良いと思うし、僕たちもそれを実感している」と、アロンソは語った。
「彼は非常に良い状態で、今はチームに完全に溶け込んでいる」
「昨年のチャンピオンシップ終盤、バーレーン(第16戦サヒールGP)では表彰台に上がっている。そして今は、完璧な週末を過ごしているんだ。それは非常に良いことだと思う」
「彼が今、成し遂げていることは印象的だ。僕は100%の力を発揮しているけど、それだけではあのレベルに到達するのには不十分なのは明らかなので、これからも改善していかなくちゃいけない」
しかしアロンソは、チームの最近のドライバーを振り返ると、チームにより慣れているドライバーの方がパフォーマンスが高い例が多いため、現時点でオコンが優位に立っていても不思議ではないと考えている。
「僕たちはこのことについて話し合ったし、少し予想はしていた」
「カルロス(サインツJr.)がルノーに加わった時、彼は(ニコ)ヒュルケンベルグほど速くなかった。2019年の最初の2~3レースを覚えているが、ダニエル(リカルド)はニコよりも間違いなく遅かった。彼は2年目の2020年はとても良かったよね」
「エステバンは昨年、ダニエルを相手に苦労していた。でも2年目の今季は良い成績を残している。だから、他のチームとは少し違って、適応が必要なチームなんだと思う」
「できるだけ早く適応しようとは思っているけど、あまり心配はしていない。エミリア・ロマーニャGPでもポルトガルGPでも近い位置でゴールしたからね」
スペインGP予選では好調だったアルピーヌ。決勝レースでは苦戦を強いられたが、アロンソはチームが満足できる結果を残したと考えている。
「週末は概ねポジティブだった。ポルティマオ(ポルトガルGP)では競争力があったけど、それがポルティマオだけなのかどうかが分からなかったんだ。でも、バルセロナでも競争力があった。だから今後数戦を見てみることにしよう」
「でも、フェラーリとマクラーレンに次ぐ5番目のチームになることができると思う。これは朗報だ。最初の2戦では、Q3に入るのが困難だった。戦略やタイヤの理解などについても、まだまだやるべきことがある。でも、タイヤについて驚きだったというわけじゃない。ポイントを獲得したかったから、リスクを冒した。タイヤがもたなかったことについては、驚きではなかった」
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