7度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、今季こそ再びレッドブルに挑戦することを望んでいたが、開幕から2戦続けて5位と苦しいスタートを切っている。彼のコメントから推測するに、彼はチームメイトのジョージ・ラッセルよりもW14のハンドリングに手を焼いていると思われる。
ハミルトンは、その不安定なハンドリングがダウンフォースの増加、特にリヤを安定させることで改善されると考えている。ただ彼はW14のデザイン自体に何らかの不満を感じているようだ。
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第2戦サウジアラビアGPをラッセルのひとつ後ろのポジションでフィニッシュしたハミルトンは、この状況がこれまでに経験したことのないものだと語った。
「僕たちのマシンにはダウンフォースが足りていない」とハミルトンは言う。
「だから特にリヤエンドのダウンフォースを上げる必要がある」
「リヤのダウンフォースが増えれば増えるほど、リヤが安定して自信を持ってアタックできるようになる」
「ただ、このマシンはそこを変えたとしても、僕がこれまでに経験したことのないような何かがあるんだ」
「それはこれまでのマシンにはなかったものだ。僕としては、そこが不快に感じられる要素なんだ。そこを変えられるように頑張るしかない」
これについてメルセデスのトト・ウルフ代表は、チームとしてもハミルトンの苦しんでいる問題を認識しているとしたが、すぐに解決することはできないと語った。
「我々には彼が満足していない根本的な問題があり、これは彼のリヤエンドの感じ方と関係している」
ウルフはそう説明する。
「それはすぐに解決できる問題ではない。ただマシンの中で最も需要なセンサーはドライバーであり、彼らがそう感じているのであれば、我々も考慮する必要がある」
ハミルトンはその問題が何であるかについて具体的な言及はしなかったが、それはマシンを限界まで近付けた時、つまり予選で特に不快なものとして表れるという。
「95%くらいになった時にかなり危うくなるんだ」とハミルトン。
「ただレースになると、まだコントロールしやすく、予測しやすくなるんだ」
「レースでもまだ自信を持てていないけど、その中でベストを尽くしている」
ハミルトンにとって開幕から2戦連続5位という結果は理想的なものではないだろうが、サウジアラビアでフェラーリよりも前でフィニッシュできたことにはいくらかホッとしている様子。ハミルトンはこれについて、ジェッダのスムーズな路面が影響しているのではないかと語る。
「フェラーリが後ろにいるのは不思議な感じだけど、ポジティブなことだ」
「ここは(開幕戦バーレーンと)路面が違うけど、なぜこの路面で僕たちのクルマが機能して、別の場所ではそうならないのかは分からない」
「でもこの週末から得られるポジティブなことはたくさんある。最初の3レースはアップダウンが激しくなるだろうから、僕たちは早急にアップグレードをして、アストンマーチンとの差を縮められるようにしたい」
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