第87回ル・マン24時間レースの決勝で、LM-GTE Amクラスでトップチェッカーを受けた85号車キーティング・モータースポーツのフォードGTが失格処分を受けた。
85号車にはレース後、2度にわたってペナルティが科された。まずは「最低限の燃料補給時間を満たしていなかった」として、55.2秒のタイム加算ペナルティが出された。これにより、2番手でフィニッシュしていた56号車プロジェクト1に、ル・マンのクラス優勝を手渡すこととなった。
■フォードGTの68号車、燃料タンク容量違反によりル・マン失格裁定に
しかしその後、「許可された限度を超える燃料搭載量」があったとして、85号車はレース結果から除外されることとなった。これは、LM-GTE Proクラスで失格となった68号車フォードGTと同様の理由である。
スチュワードによると、85号車の燃料タンクは、レギュレーションでは最大96リットルと規定されていたものの、実際には96.1リットルあったという。つまり、わずか0.1リットルの差で涙を飲むこととなった。
以下はスチュワードの報告である。
「チームは、マシンがアメリカから出荷される前に、最大燃料搭載量をチェックした。その後、BoPの変更後に容量を再びチェックした。しかしこの時には直接容量を測定するのではなく、燃料の重さと密度を使って行われた」
なお先に科された55.2秒のタイム加算ペナルティは、正しいサイズの燃料給油リストリクターが装着されていなかったために科されたものだった。
今回85号車キーティング・モータースポーツが失格となり、LM-GTE Amクラスの優勝を剥奪されたことで、昨年のLMP2のGドライブ・レーシングに続き、2年連続でクラス優勝チームが失格処分を受けることになった。
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