2021-2022シーズンのフォーミュラEの最終ラウンドが韓国・ソウルで行なわれた。このレースの結果、メルセデスはドライバーズタイトルとチームタイトルの2冠を達成。代表のイアン・ジェームスは”遺産”を残すことができたと誇っている。
メルセデスがフォーミュラEにワークス体制で参戦を開始させたのは2019-2020シーズン。初年度は総合3位で、ストフェル・バンドーンがベルリンで初優勝を飾っている。
■シーズン8はメルセデス&バンドーンのダブルタイトルで幕。優勝モルタラ|フォーミュラE最終戦ソウルePrix決勝
彼らは2020-2021シーズンにニック・デ・フリーズがドライバーズタイトルを獲得し、チームタイトルも獲得した。そして今シーズンはバンドーンが安定感のある走りでポイントを積み重ね、最終ラウンドに優位な状況で突入。最終レースでも2位表彰台に入るなど、盤石の走りで初のフォーミュラEチャンピオンに輝いた。そしてメルセデスは同時にチームタイトルを獲得し、2年連続の2冠を達成した。
ジェームス代表はチームの成し遂げてきたことが、“荒唐無稽な夢”すら超えるモノだと語っており、メルセデスの誰もがフォーミュラEでの旅がどんなモノになるかを分かっていなかったと振り返った。
「まず最初に、ストフェルを心から祝福したいと思う。今年の一貫したパフォーマンスは素晴らしかった。もちろん今年のチームタイトルを確保するためには、ニックも素晴らしい役割を果たしてくれた」
「4年前、メルセデス・ベンツの取締役会でトト(ウルフ)がこのシリーズに参戦することを決めた時のことを覚えている。我々も(FE参戦が)どう展開するかは本当に分かっていなかったが、我々はこのシリーズにかけることを決めた」
「我々もこのシリーズの競争の激しさは理解していた。今、このポジションに座っていることは、我々の想像を遥かに超えた成功によるものなんだ」
メルセデスは今シーズンをもってフォーミュラEからは撤退。チームはサウジアラビアの推進するスマートシティプログラム(Neom)の支援を受けるマクラーレンへ売却されることになる。
なお、メルセデス関係者とドライバーを除いたチームの中核はそのまま残ることになる。
ジェームス代表はメルセデスがフォーミュラEから撤退する前に、メーカーのモータースポーツ史に”遺産”を追加することができたと誇っている。
「ああ、チームはほぼそのまま残る。我々が求めていたのは安定性と、我々の築き上げてきた勢いを継続させるための一貫性だったんだ」
「しかし、今はまだメルセデスEQチームだ。そして我々の歩んできた旅の結果、125年以上にわたるメルセデスの歴史に豊かな遺産を追加することができた」
「その一部となれたことを本当に誇りに思う。まずは、この結果を味わうことになるだろう」
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