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限定1300台、完売御礼!! ハーレー最後の空冷スポーツスター「フォーティーエイト ファイナルエディション」の全色がお目見え

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限定1300台、完売御礼!! ハーレー最後の空冷スポーツスター「フォーティーエイト ファイナルエディション」の全色がお目見え

ブラック以外のカラーリングも公開

“羊の皮を被った狼”こそハーレーフォーティーエイトカスタムの真髄〈フォレストウィング〉

ハーレーダビッドソンジャパンは、12月5日に神奈川県横浜市で開催されたホッドロッドカスタムショーで「フォーティーエイト ファイナルエディション」を発表。日本のみで発売される限定1300台はすでに予約完売状態だが、公式ホームページでリーフブルーおよびホワイトサンドパールの姿が公開された。

●外部リンク: ハーレーダビッドソン

ボバーソロサドルほかスペシャルパーツを多数装備したファイナルモデル

スポーツスターファミリーで最後の空冷モデルになると思しき「フォーティーエイトファイナルエディションン(FORTY-EIGHT FINAL EDITION)」が、パシフィコ横浜で開催された「ヨコハマホットロッドカスタムショー」にてお目見えしたのは2021年12月5日のことだった。翌日より正規ディーラーで限定1300台の予約販売を開始したが、瞬く間に予約は埋まり、あとは2022年春より順次とされる納車を待つのみとなっていた。

このとき発表されたのは、ビビッドブラックと名付けられたブラック仕様のみで、リーフブルー、ホワイトサンドパールとされた他の2色については未公開のままの状態が続いていた。

そしてこのたび、ハーレーダビッドソンジャパンの公式ホームページの2022年モデルラインナップが公開され、その中にフォーティーエイトの姿が。当初はこれにファイナルエディションと明記されていなかったため、もしや通常ラインナップに復活か?? と慌てたユーザーもいたことだろう。そこで念のためHDJに問い合わせたところ、これがファイナルエディションかつ完売したモデルであることが判明したというわけだ。

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]ビビッドブラック ※写真は北米仕様/ファイナルエディション装備なし

とはいうものの、この空冷モデルのファイナルエディションの全カラーが公開されるのはこれが初めてだったことから、一部で騒然とした(?)ユーザーに正確な情報をお届けする意味も込めて、本記事を制作するに至った次第である。

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]リーフブルー ※写真は北米仕様/ファイナルエディション装備なし

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]ホワイトサンドパール ※写真は北米仕様/ファイナルエディション装備なし

フォーティーエイトファイナルエディションは、V型2気筒・1202ccの空冷エボリューションエンジンを搭載し、スポーツスターの象徴であるピーナッツタンクはそのままに、特別仕様の専用パーツとしてボバーソロサドル、車両右側に位置するシリアルナンバー入りのサイドカバー、ノスタルジック ハンドグリップ、ノスタルジック バーアンドシールド エアクリーナーカバー、クラシックタイマーカバーなど、各部にクラシカルな専用パーツも奢られている。

ボディカラーは写真のブラックを筆頭に3色を用意するが、これは日本サイドではなく、ハーレー本社がデザインしたカラーとのこと。日本で販売されるハーレーの約4割はスポーツスターが占めているが、そんな事情を抱えた日本側からの強い要請が本社を動かしたと言っていい。

価格はブラックが179万9600円、残る2色が183万400円と、それぞれ2021年モデルからは20万円少々の値上げ。とはいえファイナルエディション専用装備も込みで、かつ日本市場のためだけにハーレー本社が動いたと考えれば許容範囲と言っていい。なにより人気車のフォーティーエイトは中古車が超高騰しており、走行距離の少ない高年式車は300万円にも届こうかという状況だ。定価で新車をゲットできたユーザーはむしろラッキーかもしれない。

なお、空冷スポーツスターは平成32年排ガス規制(≒ユーロ5排ガス規制)に適合していないため、2022年10月以降は日本での販売ができなくなる。また、現状スポーツスターにラインナップされる「883アイアン」「1200アイアン」は生産終了がアナウンスされたため、このフォーティーエイト ファイナルエディションが日本で販売される空冷スポーツスターのファイナルモデルとなることも確定した。

水冷エンジン搭載のスポーツスターSが登場したことで“空冷消滅”の現実性が高まっていたが、その噂をメーカー自ら認めた形ともなるこのモデル。1957年に登場した初代XLスポーツスターから数えて64年、連綿と続いてきた空冷スポーツスターの最後を飾るのが、このフォーティーエイト ファイナルエディションなのだ。

―― サイドカバーにはシリアルナンバー入りの『ファイナルエディション』ロゴ。

―― スポーツスターを象徴するピーナッツタンク(容量7.9L)は健在!

HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

主要諸元■全長2165 軸距1495 シート高710(各mm) 車重252kg■空冷4ストロークV型2気筒OHV2バルブ 1202cc 出力未発表 燃料タンク容量7.9L■タイヤサイズF=130/90B16 R=150/80B16 ●価格:179万9600円~ ●色:黒、青、白 ●発売日:2021年12月6日(予約完売)

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

ゴールドのスタッズと、レザーに刻まれたバーアンドシールドが象徴的なボバーソロサドル、“FINAL EDITION”の文字と赤色のシリアルナンバーが輝く車体右面のサイドカバーなど、限定モデルにふさわしいディテールの数々を見よ!

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

―― HARLEY-DAVIDSON FORTY-EIGHT FINAL EDITION[2022 model]

【動画】ハーレー2022年モデル速報! 全カラー見せます!!

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みんなのコメント

8件
  • 全てが大切に乗る1300人のオーナーの元へ定価で納車されて欲しいけど、半分は転売されていくのかな。
    そもそもユーザー向けに1300台分の予約がきちんと確保されたかどうかすら怪しい。
  • 個人的にはフロントタイヤが細いアイアンの方が
    好みです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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