■2ストローク全盛期、あの頃は熱狂狂気の時代だったのか
ケニー・ロバーツがライディングしたYZR500のイメージを公道仕様車として再現した「RZV500R」。1984年、YZR500(OW61)と同じ構造の2ストローク500cc水冷V型4気筒エンジンを搭載したレーサーレプリカモデル「RZV500R」は、美しいアルミフレームやシートカウル内に収められたマフラーなどが見る人を魅了したモデルです。
ヤマハ「MT シリーズ」 世界中で人気のMTに新型モデル投入!
当時、ホンダは「NS400R」、スズキは「RG500Γ/400Γ」とヤマハの「RZV500R」とともに大型2ストロークモデルが世の中を席巻しレーサーレプリカブームの火付け役となります。
エンジン回転数にあわせ排気タイミングを制御するYPVS(ヤマハパワーバルブシステム)は、低回転域では扱いやすく高回転域ではパワフルな特性にされています。国内仕様の最高出力は発売当時メーカ独自の自主規制により64PSに留められていましたが、輸出仕様(RD500LC)は88PSを発生させていました。
また、リアサスペンションは、エンジン下に水平に配置され、ヤマハの最先端技術が惜しげも無く投入されています。さらに、車体左右には2本ずつ計4本のマフラーが配置され迫力あるスタイリングに寄与しています。外装色は赤と白を基調とし、グラフィックはヤマハのスピードブロックを採用しています。
走行性能は、2ストロークモデルならではの加速と軽量化が図られた車体と相まってコーナーリングでもライバル車に拮抗する抜群の性能を誇っていました。
レーサーレプリカブームの日本では、各メーカーの中型モデルや限定解除問題で大型モデルのシェアはさほど伸びず、250cc2ストロークモデルや4ストロークモデルの爆発的ヒットもあり、ヤマハ「RZV500R」は販売された2年間で、国内3700台、海外1万200台弱にとどまり一代限りで生産を終えます。
「RZV500R」国内仕様価格(当時)は、82万5000円です。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタが新型「カムリ」発表! 精悍“サメ顔”が超カッコイイ「フォーマルセダン」日本導入は? 米で発表もなぜ日本では「ない」のか
車に表示される「亀マーク」の“意味”に「分からなかった…」 の声も! 謎の「青いイカ」に「コーヒー」も!? 多すぎるメーターの「警告灯」何を示す?
トヨタが「パンダトレノ」復活!? 伝説の「AE86」完全再現した“特別モデル”が凄い! 最新「ハチロク」日米で登場した姿とは
まさかの「4列“10人乗り”SUV」!? 90馬力エンジン×MT設定のみ! アンダー270万円の「“既視感ありまくり”SUV」…斬新すぎインド車に反響も
最近の軽自動車は高すぎ……ヤリスは150万円で買える! 最廉価グレードがおすすめできるコンパクトカーはどれ!?
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?