F1は、2023年の最初の3カ月で、3億8100万ドル(約514億円)の総収益を商業権保有者リバティ・メディアにもたらした。これは2022年同期比で6%の増加だ。
グループの営業利益は、第1四半期に社費が400万ドル(約5億円)増加したことにより、前年同期と比較すると1900万ドル(約26億円)から1600万ドル(約22億円)にわずかに減少したものの、F1は2023年に力強いスタートを切った。
F1、2026年からの新コンコルド協定締結に向け迅速な協議を目指す。リバティ・メディアもドメニカリCEOに同意
F1が第1四半期の決算結果を発表した後、F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは「F1シーズンは素晴らしいスタートを切り、今日までにスリリングなレースが行われた。史上最多23戦からなる2023年カレンダーによって、さらなる素晴らしいレースが行われるだろう」と述べた。
「レースウイークには大勢の観客が集まっている。オーストラリアGPには44万5000人のファンが来場したし、今後予定されているほとんどのレースのチケットは完売している」
「我々のプラットフォームの力はビジネスパートナーの関心も引き寄せ続けており、今シーズンこれまでに、すでに多くの新規スポンサーやスポンサー契約延長が発表された」
2023年第1四半期のチームの支払額は1億1200万ドル(約151億円)で、2022年第1四半期(1億ドル:約135億円)と比較して12%増加した。
またF1は今年11月のラスベガスGPに向けて準備を進めているが、2023年第1四半期の販売費と一般管理費に関するイベント計画に、およそ600万ドル(約8億円)のコストがかかったと述べている。
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