F1オランダGPの将来は危機に瀕している。レースプロモーターは、グランプリカレンダーの枠を争っている新たなコースや各都市と競う手段がないことを繰り返し主張し、ザントフォールトのレースを世界選手権に残すための公的資金を率直に求めているのだ。
サーキットディレクターのロバート・ファン・オーバーダイクは、自身の会社が、グランプリの開催継続のために財政取引を受け入れたマドリードなどと肩を並べる立場にないことを公に認めている。
オランダGPの開催地ザントフォールトのディレクターが警告「2025年が最後になる可能性がある」
2025年がF1との契約の最終年であることを充分に認識している彼は、ザントフォールトをカレンダーに残す唯一の方法は、2026年シーズンから、ベルギーGPとローテーション開催のシステムを取り入れることに同意することだと提案している。
今週末のグランプリを宣伝するイベントで、オランダのメディアに語ったファン・オーバーダイクは、「現時点では、新しい契約に署名するには負わなければならないリスクが大きすぎる」と明かした。
「しかしもちろんだが、2025年以降のレースがまだ可能かどうかを確認するために、できる限りのことを行っている。ただ、状況が不安定であることは明らかだ」と口にする。
ファン・オーバーダイクは、オランダGPをカレンダーに残すことができる唯一の方向について次のように説明する。
「フォーミュラワン・マネジメント(FOM)が、ヨーロッパでのレース数を減らしたいと考えていることは分かっている。ただその中でも、特定のレースとのローテーションシステムの話がある」
「それがどのように機能するか、正確には誰にも分からない。我々はいま、2025年を含む契約を結んでいるが、それを超えてプログラムに留まるかことができるかどうかは、現時点では定かではない」
さらに、このイベントがカレンダーに復帰して以来運営に関わっている、元F1ドライバーでル・マン24時間レースの覇者のヤン・ラマースも「この決定はFOMにかかっている」と認め、「2025年以降に何が起こるか話すのはまだ時期尚早だ」とも指摘している。
一方、F1のステファノ・ドメニカリCEOは、新規のグランプリプロモーターに対してザントフォールトのイベントが手本であると指摘している。
オランダGPがレース観戦に加えて、多くのコンサートやその他の活動を組み合わせながら完全なイベントを提供するやり方は、現在および未来のグランプリプロモーターのためのテンプレートになると主張しているのだ。にもかかわらず、そのオランダGPの未来が危険にさらされているように見えるのは、やや皮肉なことだ。
オランダGPはサマーブレイク後の最初のグランプリとなるが、オランダGPの主催者は、他の8つのグランプリの代表団がザントフォールトに集まると地元メディアに語っている。
彼らは、地元のプロモーターが料金を払ったファンにどのようにして完全な体験を提供するのかを現地で研究し、アイデアの一部を自分たちのイベントで再現できるよう望んでいるという。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
角田裕毅、レッドブル昇格に向けては“結果で黙らせる”意気込み。新人が対立候補に挙がるも「我々にはユウキが必要、と思わせるしかない」
ハイブリッドのRally1カーが見納め! 着実に根付いてきているラリージャパンを総括!!
それ、いいすぎ。ルクレール、フェルスタッペンの「マクラーレンに乗ればもっと早くタイトル決められた」との主張は盛り過ぎと指摘
ノリスがスプリント予選を制圧! ラッセルが2番手。角田裕毅SQ1敗退の一方僚友ローソン10番手|F1カタールGP
F1カタールFP1速報|フェラーリのルクレールが最速。マクラーレン2台が続く……角田裕毅5番手と好調
「女房が『オイル交換? 勿体無いから壊れてからでいい』と発言。思わずカッとなりましたが、どうしたらいいですか?」投稿に回答殺到!?「金かかるって説明すべき」「黙ってやっとけ」の声も…実際どうなのか
【衝撃】営利90%減に陥った日産不振の訳は「日本軽視説」? 本当の理由と打開策とは
「原付き区分が変わりますが、時速30km規制を撤廃するほうが先では無いですか?」 新基準に反響多数! 何が変わる? めちゃ複雑で「取り締まり」も煩雑になるのでは?
17歳で日産「スカイライン」を購入! ER34でスタンス系を目指したのは「人と被らない」から…ワーク「グノーシスGR203」をワイド&深リムでオーダー
2人乗りのフェラーリでもランボルギーニでもOKってマジか! 規制緩和でタクシー車両はなんでもアリになっていた
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?