7月のライン停止 10稼働日を新たに追加
トヨタが、同社の元町工場 第1ラインについて、7月18日以降、10稼働日の停止を行うと明らかにした。
【画像】新型ステップワゴン、新型ノア/ヴォクシー【細部まで見る】 全91枚
「一部車種のリコールに伴う原因調査のため、元町工場 第1ラインでの稼働停止期間を延長」と同社は発表している。
このラインは、新型ノア/ヴォクシーを生産している2工場のうち1つで、ミライやbZ4Xの製造も行う。
これまでに発表された分を含めると、該当ラインは6月17日の2直から非稼働(仕入先のコロナウイルス感染や部品供給不足が原因)となり、7月単月でみても合計21稼働日にわたり停止する形になる。
トヨタ元町工場 第1ライン 直近の稼働停止日程
6/17(金:2直のみ)
6/20(月)~6/24(金)
6/27(月)~7/1(金)
7/4(月)~7/8(金)
7/11(月)~7/15(金)
7/18(月)~7/22(金)
7/25(月)~7/29(金)
トヨタ元町工場 第1ライン 生産車種
ノア
ヴォクシー
ミライ
bZ4X
(7/15まではクラウンも対象車種)
なお、新型ノア/ヴォクシーを製造するもう1つのライン、トヨタ車体 富士松工場に関する発表はない。
2022年6月の登録車の新車販売実績では、ノアが4302台、ヴォクシーが4207台を記録(自販連調べ)。
ライバルの新型ホンダ・ステップワゴンは同時期に3378台を登録しており、販売競争が本格化している。一刻も早く生産体制を安定させたいところだ。
トヨタは今回の発表に際し、「半導体不足およびコロナウイルス感染拡大による影響などにより、先を見通すことが依然困難な状況のため、生産計画が下振れする可能性もありますが、部品供給を精査し、できるだけ急減産を抑えながら、1日でも早く1台でも多くお客様にお届けできるよう、引き続き、努力してまいります」というメッセージを添えている。
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