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ランドローバー 新開発プラットフォームを採用した新型「レンジローバー」の受注開始

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ランドローバー 新開発プラットフォームを採用した新型「レンジローバー」の受注開始

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2022年1月17日、5代目となるフラッグシップの新型ラグジュアリーSUV「レンジローバー」を発表し受注を開始した。

第5世代目となる新型レンジローバーは、ラグジュアリーSUVブランドとしてのDNAを受け継ぎながら、新開発のプラットフォーム、モダンさシンプルさを融合させたデザイン、最新テクノロジー、シームレスなコネクティビティを融合させ、新たなモダン・ラグジュアリーを定義するクルマとして登場した。

2022年3月にステランティスとしてスタート 13車種を新たに導入

モデル概要

ボディフォルムは、緩やかに下降するルーフ、水平なウエストライン、後方に跳ね上がるリヤオーバーハングという特徴的な3つのラインを継承し、クラムシェル式ボンネット、格調あるフロントエンド、アップライトなフロントガラス、実用的なスプリットテールゲートなども継承され、さらにボディ表面、ガラス部などを徹底したフラッシュサーフェス化し、同時に装飾を除去して、シンプル&モダンさを強調している。この平滑なボディパネルの構成は、レーザー溶接の多用などの最新技術を駆使している。

インテリアも、モダンでシンプルなデザインとし、従来の上質な本革に加え手触りがよく革新的な織布のウルトラファブリック、高級テキスタイルメーカーKvadrat社との共同開発によるウール混紡テキスタイルによる素材などをオーナーは選択することができる。

広々とゆとりのある室内には、ハプティック(触覚)フィードバック機能付きの新開発13.1インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを装備した最新のインフォテインメント システム「Pivi Pro」を搭載。さらに2つの11.4インチHDタッチスクリーンと8インチ リヤシートタッチスクリーンコントローラーからなるリヤエンターテインメントシステム、スピーカーと照明を備えたテールゲート イベントスイートなど、利便性を高める機を充実。

野外で活用できるリヤエンドシートとテールゲート イベントスイートまた、静粛性を向上させる第3世代のアクティブノイズキャンセレーション システムや、臭いやアレルゲン、ウイルスなどを大幅に低減させてクリーンで快適な室内空間を提供する「空気清浄システムプロ」(ナノイーX搭載、PM2.5フィルター付)といった新機能も初採用し、静寂でクリーンな室内空間を実現している。

ロングホイールベースボディタイプは、スタンダードホイールベース(SWB)とロングホイールベース(LWB)を設定し、シートレイアウトは4人乗り(SV LWBのみ)、5人乗り、そしてレンジローバー初となる3列7人乗り(LWBのみ)から選択できるようになっている。

ロングホイールベースの3列シート/7人乗り3列目もフルサイズシートで、セミアニリンレザーシート、4ゾーンクライメートコントロール、パワーシート、シートヒーター、タスクライティング、USBソケット、インテリジェントシートフォールドを標準装備している。

ボディサイズは、全長5052mm/5252mm(LWB)、全幅2047mm、全高1870mm、ホイールベース2997mm/3197mm(LWB)という、まさに堂々のフルサイズ・ボディだ。最低地上高は標準で219mm、オフロードモードでは295mm(SWB)/294mm(LWB)。

最小回転半径は、SWBで5.7m、LWBは5.9m。また最大渡河水深は900mmとなっている。ラゲッジ容量は、2列目シート後方容量で818L(SWB)/818L(LWB)、857L(LWB7人乗り)、2列目シートを折畳むと1841L(SWB)/2176L(LWB)/2050(LWB7人乗り)となる。

グレード展開は、SE、HSE、オートバイオグラフィの3機種で、さらにビスポーク仕様となるSVモデルが展開される。

SVモデルは、ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が開発、設計を手掛け、ラグジュアリーとパーソナライゼーションを大幅にレベルアップさせたモデルだ。

SVモデルのセラミック採用のセレクター「SV」専用のデザインディテールやオプションが用意されており、ツートンカラーになったシートや、要所にはセラミック素材を初めて採用。SVモデルには2つのデザインテーマ「SVセレニティ」と「SVイントレピッド」があり、4人乗りの「SVシグネチャースイート」も設定されている。もちろんSVモデルは購入者の希望に合わせて使用を自由に選ぶことも可能だ。

SVモデルの2列目シグネチャースイート仕様プラットフォームとパワートレーン

新型レンジローバーは最新アーキテクチャーで完全新設計の「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を採用している。この新プラットフォームをベースに高次元の走破性、機敏なハンドリング、最上級の乗り心地や静粛性を追求している。

新開発のMLA-Flexプラットフォームとボディこの「MLA-Flex」は、内燃エンジン、プラグインハイブリッド(PHEV)、フルバッテリー電気自動車(BEV)のパワートレインに対応できるよう設計されており、今回は内燃エンジンモデルとPHEVがラインアップされ、2024年にはBEVモデルが追加される計画だ。

パワートレーンは3種類を展開する。ガソリンモデルはV8モデルのP530。4.4LのV型8気筒+ツインスクロールターボを装備し530ps/750Nmを発生。

ディーゼルエンジンは直列6気筒3.0L+マイルドハイブリッドを組み合わせた、D300を搭載する。出力は300ps/650Nm。

そして新たに3.0Lの直列6気筒インジニウム ターボガソリンエンジンと105kW(143ps)の電動モーターを組み合わせたPHEVモデルが新登場している。このPHEVモデルは2種類が設定され、「P440E」は360ps/500Nmのエンジン+モーターの組み合わせでシステム出力は440ps/620Nmを発生。

高出力版の「P510E」は、400ps/500Nmの出力を発生し、システム出力は510ps/700Nmを発生する。PHEVモデルは容量38.2kWhのリチウムイオンバッテリーをフロア面に搭載している。

このPHEVのCO2排出量は30g/km未満にまで抑え、EVでの最大航続距離は100km(WLTP値:実航続距離は最大80km)で、一般的な「ユーザーの1回の走行距離の75%までをフル電動の「EV」モードだけで走行可能となっている。

最新エアサスペンションによるアダプティブ サスペンションシャシーの性能向上により走破能力も大きく進化した。先進的なエアサスペンションを使用し、軽量でコンパクトな5リンク リヤアクスルをはじめ、ツインバルブ・モノチューブダンパー、オールホイールステアリング(4論操舵)、ダイナミックレスポンス プロ(電子制御可変スタビライザー)などを初めて採用し、ラインテグレーテッドシャシーコントロール(ICC)で統合制御することでレンジローバーならではのオフロード走破能力、穏やかな乗り心地を実現している。

レンジローバー 諸元表ダウンロード価格

日本向け特別仕様車「SVローンチ・エディション」

新型レンジローバーにSVモデルの新設定を記念した日本向けの特別仕様車「SV ローンチ・エディション」が2タイプ60台限定で発売される。

このモデルはスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)部門によって作られ、究極のラグジュアリーとパーソナライゼーションを追求し、最上級モデルにふさわしい、「SV」専用のデザインディテールを内外装に採用し、手作業で磨き上げたセラミックの「SVラウンデル」ロゴをテールゲートに配置している。

SV セレニティSVローンチ・エディションには、静けさや落ち着きを意味する「SV セレニティ」と(限定45台)、勇壮、大胆さを意味する「SV イントレピッド」(限定15台)の2種類のデザインテーマが設定され、それぞれに最適な特別装備が採用されている。

「SV セレニティ」はガソリンエンジンか、ディーゼルエンジンのいずれかで、ボディは標準、ロングのいずれも選択できる。

SV イントレピッド「SV イントレピッド」は、標準ホイールベースのみで、エンジンはガソリンエンジンのみの設定となっている。

価格

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ランドローバー・ジャパン 公式サイト

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