F1ラスベガスGPのフリー走行1回目では、フェラーリのカルロス・サインツJr.がマンホールの蓋と接触してダメージを受けるというアクシデントがあった。これにはフェラーリのフレデリック・バスール代表も不満をあらわにしている。
アクシデントが起きたのは、セッション開始からわずか8分ほどというタイミングであった。ロングストレートのストリップでマンホールの蓋と接触したサインツJr.は、シャシー、フロア、パワーユニットと広範囲にダメージを受けた。また、アルピーヌのエステバン・オコンも同様のアクシデントでシャシー交換を余儀なくされている。
■2時間半遅れでスタートしたFP2はフェラーリがワンツー。アロンソが続く|F1ラスベガスGPフリー走行2回目レポート
これを受けてFP1は赤旗が出された後、再開されず終了することが決定。作業員が全てのマンホールのチェックを行ない、FP2は当初の予定から2時間遅れの2時(日本時間19時)からスタートすることとなったが、サインツJr.は出走することができないと見られる。
サインツJr.のアクシデントについてコメントを求められたバスール代表は、次のように語った。
「あれによってモノコック、エンジン、バッテリーが完全に破壊されてしまった。これは受け入れがたいことだ」
「非常に厳しい状況だった。そしてこれは大きな損害だ。カルロスのセッションは見事に台無しにされてしまった。間違いなくFP2には出られないし、シャシーの交換が必要だ。
「ショーはショーでうまくいっているかもしれないが、今日はF1として受け入れがたい出来事だった」
なおフェラーリの初期の調査によると、衝突の衝撃により、サインツJr.のシートにも損傷があった模様。高速のストレートで発生したアクシデントということもあり、場合によっては大惨事になっていた可能性もあるだろう。
華やかなショーや大々的なプロモーションの裏でこのような問題が発生したことを受け、F1の優先順位は正しくなかったと思うかと尋ねられたヴァスールは、このふたつのトピックは分けて考えたいと答えた。
「すべてを混同する必要はない。 ショーは素晴らしかったし、リバティ・メディアがやってくれたことにはとても満足している。F1にとって大きな前進だと思う」
「ショーとスポーツの側面は分けて考えなければならない。ショーは素晴らしかった。でもそれをやっているからと言って競技面の仕事をしなくていいというわけではないんだ」
マクラーレンのチーム代表であるザク・ブラウンもまた、ラスベガスが急ピッチでイベントの準備をする中で手を抜いたとみなすのは不当だと考えている。
「まず第一に、アクシデントが起こった際はまずそれを解決しなければならない。コースの問題であれ、マシンの問題であれ、どんなケースであれ、『どうしてそうなった?』と振り返りをしないといけない」
「手抜きがあったと判断するのは不公平だし、早計だと思う。これは以前にもあったことだ」
「努力が足りなかったとか、手抜きがあったということではないと思う。ただ、どういうわけか何かが間違ってしまったんだ」
「今はただ、それを修正することに集中する必要がある。技術的な問題だから、きっと解決してくれるだろう」
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みんなのコメント
金銭的には 負担するらしいが、ドライバー同士のどちらが悪いで 明らかに相手が悪くても、お互い競い合っている以上 接触し壊れる事は織り込み済みで、限られたコンポーネント交換数を 超えたらペナルティは分かる
さらにコースの縁石に乗り リアサスが壊れミッションも駄目にし、交換でペナも当然だが
路面に直接触らず 上を通過しただけの負圧で、下からフロアめがけて ミサイルの様に撃墜されての、パーツ交換ペナルティは 納得出来ない
ペナルティーを受けるべきは 運営側だけだ
なんで降格処分?