■欧州育ちのトヨタワゴンに興味津々!
トヨタ「プロエースシティ ヴァーソ」(以下、プロエースシティ)は、欧州市場で人気のある一台ですが、日本市場へはこれまで導入されてきませんでした。
プロエースシティの日本導入の可能性はどれほどあるのでしょうか。
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プロエースシティ」は、欧州市場で支持を得ているミドルクラスのMPV (マルチパーパスビークル)です。
ベースとなっているのは、2019年に登場したシトロエン「ベルランゴ」やプジョー「リフター」といった、ステランティスグループが製造する小型商用バン。
バンタイプと乗用車タイプがあり、バンタイプがプロエースシティ、乗用車タイプはプロエースシティ ヴァーソと呼びます。ガソリンエンジン車とディーゼルエンジン車のほか、バッテリーEVも設定があり、ルノー「カングー」や日産「タウンスター」がライバル車となります。
ボディサイズは、全長4403mm×全幅1848mm×全高1837mmのショートボディ「L1」と、全長を4753mmまで伸ばした7人乗りのロングボディ「L2」の2種類が用意されています。
L1はシエンタ(全長4270mm)、L2はノア/ヴォクシー(全長4695mm)に近い全長ですが、全幅はこれらよりも120mm~150mmほど広くつくられています。
2023年にフェイスリフトやデジタル装備を刷新するマイナーチェンジをしており、エクステリアがよりスタイリッシュになりました。
インテリアも、新デザインのステアリングホイールやデジタルメーター、10インチの大型タッチスクリーンモニタを採用、大規模なイメチェンをしています。
ただ残念ながらいまのところ日本導入の可能性は低いと考えられます。
プロエースシティは欧州市場に合わせてつくられたモデルであり、使い勝手やデザイン、ボディサイズ、装備内容も欧州人好み。日本市場にアジャストした人気ミニバンを多数もつトヨタが、わざわざ欧州育ちのプロエースシティを追加する必要性はそれほどありません。
兄弟車であるベルランゴやリフターは「お洒落で珍しいMPV」として、日本でもコアなファンに受け入れられていますが、それはシトロエンやプジョーが高いブランド認知度を誇る輸入車メーカーであるからでしょう。
兄弟車かつ同じ欧州育ちとはいえ、プロエースシティはトヨタ車です。日本導入したとしても、成功する可能性は低いと考えられるのです。
しかしながら、国産メーカーが海外で生産・販売する車には魅力的なモデルが多いように思います。
ないものねだりなのかもしれませんが、「日本市場にはあわない」と決めつけず、台数限定でもいいので導入してくれたら、思わぬヒットにつながるかもしれません。
また欧州では、MPVをベースにキャンピングカー仕様に仕立てたモデルも多く存在します。
これをメーカーで純正採用するケースも多くみられ、プロエースシティにも用意されています。
こうした車中泊需要に対応するモデルなら、新たなチャンスがあるかもしれません。導入を期待したいところです。
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