■クリーンでシンプルな最新チーフ・カスタム
アメリカ初のバイクメーカーであるインディアン・モーターサイクルは、生誕100年を迎えた「チーフ」の2022年モデルをベースにしたカスタマイズ・プロジェクトの完成車を公開しました。
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モデル誕生から100年を記念し新開発された最新の「チーフ」シリーズは、シンプルなスチールチューブフレームに太いトルクを発生する排気量1890ccの「サンダーストローク 116 エンジン」を搭載したクルーザーモデルです。
インディアン・モーターサイクルは2021年4月にチーフのカスタムプロジェクトについて発表しましたが、今回発表された車両は、かつてニューヨークのショップ「Indian Larry Motorcycles」でともにカスタムバイク製作に取り組んでいたポール・コックス氏(現:Paul Cox Industries代表)と佐々木敬之介氏(現:Keino Cycles代表)が約15年ぶりに共同で製作した一台で、Indian Larry Motorcycles(インディアン・ラリー・モーターサイクルス)の代表であった故Indian Larry氏に対するトリビュートバイクという意味合いも込められています。
今回のカスタムバイク製作について、ポール・コックス氏と佐々木敬之介氏は次のようにコメントします。
■ポール・コックス氏(現:Paul Cox Industries代表)
「昨年末、インディアン・モーターサイクル社から、私の昔からのパートナーであるKeino(佐々木敬之介氏)と一緒に、次期インディアン・チーフのカスタムバージョンを作らないかという話を受けました。幸いなことに、私は人生の浮き沈みの中でずっと忙しく過ごしてきたので、インディアンモーターサイクルが私たちの仕事に自信を持ってくれたことを評価しました。もう少し話をしてみて、最後に2022年のニューモデルを見たときには、カスタムするのに最適だと思い、『はい』と答えました。
チーフはすでに少しレトロな雰囲気を醸し出していましたが、現代的なテイストを加えることで、初期のチョッパーをクールにアレンジしています。最初に話をしたときには、お互いの考え方や仕事の進め方を理解していたので、5分ほどのブレインストーミングでバイク全体のデザインが決まりました。
私は美術を専攻していたこともあり、プロジェクトを紙に描き、スケッチやエンジニアリングをしながら進めるのが好きなんです。そこから、それぞれが担当する作業を決めて、作業に取り掛かりました。Keinoはガスタンクの製作とエキゾーストを担当し、私はカスタムフロントエンドを製作することにしました
このカスタムバイクでは操縦性を重視してレーク角を浅くし、アグレッシブな姿勢としたので、高速走行時の安定性を高めるためにステアリングダンパーを装備したガーター式のフロントエンドをセットアップしました。ハンドコントロールは、ベアナックル・パフォーマンスの6インチライザーにセットアップされたカスタム・ドラッグバーに取り付け、完璧にフィットしています。 Keinoが手作りしたガスタンクも含めて、ソイレント・グリーンのメタルフレークで塗装し、革製のサドルを手作りして、黒リムのホイールと合わせて塗装を引き立てました」。
■佐々木敬之介氏(現:Keino Cycles代表)
「リアを低く見せるために、Led Sled製のスイングアームマウントのヘビーゲージ・フェンダーと、再構築したストラットを採用しました。Avon製の180mmタイヤにぴったりフィットしています。インディアンモーターサイクルの古いフロントフェンダーライトがあったのですが、それにインディアンモーターサイクルの赤いレンズを付けて、テールライトとしてうまく機能させました。
また、電子機器の合理化は、私がやりたかったことのひとつですが、シート下にカバー部分を作ることで、小型のリチウムイオンバッテリーとともに、これらの部品の多くを隠すことができました」。
※ ※ ※
なお、世界的に有名なタトゥーアーティストであり、このカスタムバイクのオーナーとなるNikko Hurtado氏は、完成した車両に対し「オートバイをはじめ、手作りのものには魂が宿っていると感じます。PaulとKeinoの魂が作品から伝わってきます。私は、ブランドや個人が限界に挑戦することが好きで、それは今のインディアンモーターサイクルがやっていることであり、このプログラムに参加できることを本当に光栄に思います」とコメントをしています。
インディアンモーターサイクルによると、2021年後半には日本人ビルダーであり「Bratstyle」の代表である高嶺 剛氏とのカスタムプロジェクトも公開予定といいますが、誕生100年を迎えたチーフがどのように姿を変えるのか注目したいところです。
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