ロータスが手掛けた電動グランドツアラーに注目!
0~100km/h、2.78秒
新しいトヨタ・センチュリーのSUVはなぜ誕生したのか?──ニッポンの高級SUVが欲しい!
9月7日、ロータスは、新型「エメヤ」を発表した。
新型エメヤは、すでに日本でも披露されたSUV「エレトラ」とおなじくピュアEV(電気自動車)だ。
エクステリアは空力性能を高めるべくフロントにはアクティブフロントグリルとアクティブエアリップを装備。リヤにはアクティブリヤディフューザーとアクティブリヤスポイラーを装備。いずれも電子制御によって角度などが最適化されるのが特徴だ。
システム最高出力905ps、最大トルク985Nmを発揮する強力なモーターを2基搭載。0~100km/hの加速タイムはわずか2.78秒を誇る。搭載するバッテリー容量は102kWhで、350kWのDC急速充電器に接続した場合、わずか5分の充電で航続距離93マイル(約150km)分の充電出来る。
足まわりは、1秒間に1000回、前方の道路状況を読み取ることで、減衰力を最適化する電子制御エアサスペンションシステムを採用した。
インテリアでは、人口皮革の「アルカンターラ」やナッパレザー、アルミニウムなどを組み合わせた。さらに、衣服の製造時から出る綿くずを再利用した新しい高級糸を使うという。オーディオはロータスのパートナーである「KEF」を搭載する。
メーターまわりでは、55インチのAR(拡張現実)ヘッドアップディスプレイ(HUD)を組み合わせ、視認性を高める。
エメヤの生産開始は2024年の予定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)
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