セダンとファストバックの2種類のボディタイプがラインナップされている「マツダ3」。マツダ3はボディタイプによってパワーユニットのバリエーションが異なり、ファストバックには4種類ものパワーユニットがラインナップされており、燃費もそれぞれ異なります。
ここでは、マツダ3ファストバックの燃費性能について詳しくご紹介します。
「マツダ3ファストバック15S/6速MT」爽快な走り、ヒシヒシと感じるクルマとの一体感(島崎七生人レポート)
マツダ3ファストバックのWLTCモードカタログ燃費・実燃費はこちら
パワーユニット 駆動方式 トランスミッション カタログ燃費(km/L) 実燃費(km/L)
SKYACTIV-G 1.5 2WD 6AT 16.6 -
e-SKYACTIV G 2.0 6AT 16.4 12.2
6MT 17.5 13.8
4WD 6AT 15.9 12.6
SKYACTIV-D 1.8 2WD 6AT 21.2 18.3
4WD 20.0 13.3
e-SKYACTIV X 4WD 6AT 16.7 -
6MT 17.7 13.3
マツダ3ファストバックは4種類もの豊富なパワーユニットの選択肢がある
ライバル車であるトヨタ「カローラスポーツ」のハイブリッド車の燃費には後れを取っている
マツダ3ファストバックのパワーユニット
マツダ3ファストバックには、まず力強い走りと低燃費を実現するマツダならではの1.8Lディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 1.8」、さまざまなシーンでスムーズな走りをもたらす1.5Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」があります。
さらに、マツダ独自のマイルドハイブリッドシステム「M HYBRID」を搭載するパワーユニットが2種類。世界初の実用化(2017年8月時点、マツダ調べ)となる新技術「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」を採用した2.0L新世代ガソリンエンジン+M HYBRIDの「e-SKYACTIV X」、心地よい走りを実現する2.0L直噴エンジン+M HYBRIDの「e-SKYACTIV G 2.0 」の、計4種類のパワーユニットをそろえています。
マツダ3ファストバックのカタログ燃費
マツダ3ファストバックのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。なお、マツダ3ファストバックは同じパワーユニット内でグレードによる燃費の差はありません。
パワーユニット 駆動方式 トランスミッション カタログ燃費(km/L)
SKYACTIV-G 1.5 2WD 6AT 16.6
e-SKYACTIV G 2.0 6AT 16.4
6MT 17.5
4WD 6AT 15.9
SKYACTIV-D 1.8 2WD 6AT 21.2
4WD 20.0
e-SKYACTIV X 4WD 6AT 16.7
6MT 17.7
マツダ3ファストバックの実燃費
マツダ3ファストバックに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、マツダ3ファストバックの実燃費(2024年3月27日時点)は以下のとおりです。
パワーユニット 駆動方式 トランスミッション 実燃費(km/L)
SKYACTIV-G 1.5 2WD 6AT -
e-SKYACTIV G 2.0 6AT 12.2
6MT 13.8
4WD 6AT 12.6
SKYACTIV-D 1.8 2WD 6AT 18.3
4WD 13.3
e-SKYACTIV X 4WD 6AT -
6MT 13.3
どのパワーユニットもカタログ燃費よりも悪化が見られますが、中でもSKYACTIV-D 1.8の4WDの実燃費が、若干差が大きい傾向があるといえるでしょう。
マツダ3ファストバックとライバル車の燃費を比較
マツダ3ファストバックのライバルとしては、トヨタ「カローラスポーツ」が挙げられます。ここでは、マツダ3ファストバックとカローラスポーツのカタログ燃費を比較してみましょう。
トヨタ「カローラスポーツ」
出典:トヨタ「カローラスポーツ」デザイン
トヨタ「カローラスポーツ」は、走る楽しさを実感できる走行性能と、日常生活からレジャーシーンまでそつなくこなす実用性を両立させたハッチバックモデルです。
カローラスポーツのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。カローラスポーツにはガソリン車とハイブリッド車がありますが、いずれも駆動方式は2WDのみで、トランスミッションはCVTです。
ガソリン車
グレード カタログ燃費(km/L)
G“X”/G 18.3
G“Z” 17.2
ハイブリッド車
グレード カタログ燃費(km/L)
G“X” 30.0
G 29.5
G“Z” 27.2
カローラスポーツのハイブリッド車は、マツダ3ファストバックを圧倒しています。
マツダ3ファストバックの走行性能&乗り心地
出典:マツダ「マツダ3」特長
マツダ3ファストバックでは、人が歩いているときの姿勢を理想の運転姿勢と定義し、人が本来持つバランス能力を引き出すことを追求した「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を採用しています。シートからボディ、シャシーなどを有機的に連動させて、ロングドライブ時でも疲労を感じにくいように工夫されています。
また、ドライバーのステアリング操作に応じてスムーズで効率の良い車両挙動を実現する車両運動制御技術「G-ベクタリング コントロール プラス」も搭載、より制御しやすく安定した走りを実現しました。
豊富なパワーユニットの選択肢があるマツダ3ファストバック
マツダ3ファストバックは4種類ものパワーユニットがあるので、燃費性能はもちろん、乗り味や好みに合わせて選べるメリットがあります。
燃費性能は燃料費を左右するため、車選びの重要なポイントのひとつといえます。そのため、パワーユニットごとの燃費の差などもよく確認しておくことをおすすめします。
よくある質問
Q1:マツダ3ファストバックのカタログ燃費はどのくらい?
A:マツダ3ファストバックには、4種類のパワーユニットがあります。駆動方式ごとのカタログ燃費は、2WD車が16.4~21.2km/L、4WD車が15.9~20.0km/Lです。
Q2:マツダ3ファストバックとライバル車の燃費を比較すると?
A:マツダ3ファストバックのライバル車としては、トヨタ「カローラスポーツ」が挙げられます。カローラスポーツとマツダ3ファストバックのカタログ燃費を比較すると、マツダ3ファストバックの燃費はカローラスポーツのハイブリッド車の燃費に後れを取っています。
※この記事は2024年3月時点の情報で制作しています
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