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ときめいたら買い時!! タミヤの完成モデルXBシリーズはRCスタートに最適

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ときめいたら買い時!! タミヤの完成モデルXBシリーズはRCスタートに最適

 自分の愛車もしくは買いたいと思っているクルマは、ミニカーなどで手元に置いておきたいものです。それがRCカーならばさらに楽しめるはず! RCカーは自分で作るのも楽しいのですが、すぐに遊び始めたい方には、タミヤのXBシリーズがおススメです。

 XBとは「エキスパートビルド」の略。専門の組み立てスタッフが製作しているので、ボディもシャーシも最初から完成度の高いマシンに仕上がっています。

蘇る90年代WRC!! インプやランエボのライバル、フォード エスコートがタミヤからRCカーで登場!!

 最新作だと、GRスープラやGRヤリス、MAZDA3、スバルWRX STIなど実車にあるスポーツモデルが多数登場しており、選ぶのが大変なほど。今回は、はじめの一歩に最適なタミヤのXBシリーズをご紹介します。

文/吉川賢一、写真/株式会社タミヤ

【画像ギャラリー】話題のスポーツカーからオフロードマシンまで!! タミヤのXBシリーズを写真でチェック!!

■XB(エキスパートビルド)の冠がついた、完成度の高いモデル!!

セットの中身は 送信機、バッテリー、充電器が含まれており、箱から出してバッテリーを充電すれば、すぐに走りが楽しめる

 長年、RCカーの面白さに魅了されてきたRCカーファン(筆者も)ならば、「手軽にRCカーをやってみたいんだけど?」と相談されたら、おそらく多くの方が、このXBシリーズをお勧めすると思います。

 それは、XBセットが「初心者向けだから」という意味ではなく、初心者が訳も分からずに作り上げたマシンよりも、調整がなされていてきちんと走る、「完成度の高いモデル」だからです。それ故、組み立てに自信がない方や、すぐにでも遊びたい方にとっては、XBシリーズがひとまず最適なのです。

多くのXBシリーズに使用されているTT-02シャーシは、縦置きモーターシャフトドライブ方式の4WDモデル 多彩なボディが装着可能なのに加え、フラットダートからオンロードまで用途に応じたセッティングが楽しめる

 一般的なツーリングカータイプの場合、全長350mm、全幅190mmほどのサイズ感。実車さながらのボディはクオリティ高く、走らせずに飾っておくのもよし。

 本体セットには、送信機、バッテリー、充電器がセットになっていますので、箱から出してバッテリーを充電すれば、すぐに走りが楽しめます。

 セットについてくるバッテリーは、走らせ方によりますが、だいたい15分前後は連続走行が可能。プロポはホイラータイプのファインスペック2.4G。グリップの太さを調節できるので、お子さんの小さな手にも調節ができるのはよいところでしょう。

ファインスペック 2.4G プロポセット 送信機はホイール・トリガータイプ。グリップカバーの脱着でグリップの太さ調整ができるので、小さなお子さんの手にも合わせられる

 現在、XBシリーズは、GRスープラのやGRヤリスのようなロードカー、ヤリスWRCやルマンマシンのTS050ハイブリッドのような現代レーシングカー、グラスホッパーやホーネットといった懐かしのオフロードマシン、そして、6輪車やビッグタイヤのオフロードモデルなど、数十種類以上あります。

 走行させる場所によって、モデルを選ぶとよいでしょう。

■舐めてはいけない!! XBシリーズの侮れないポテンシャル

トヨタのスポーツカーGRスープラもXB化されている RCカーとは思えないほどに、ディテールまで良くできたボディだ (TT-02シャーシ税抜25,800円)

 大半のXBモデルは、「TT-02シャーシ」と呼ばれるシャーシが採用されています。このTT-02シャーシ、実は、走行ポテンシャルが非常に高く、このTT-02に、オプションパーツをいくつか足したTT-02 TYPE-SRといったレース指向のキットもあるほど。

 TT-02専用のオイルダンパーやスプリング、補強のためのカーボンパーツ、強化樹脂のシャーシなど、多数存在するオプションパーツでクルマをカスタマイズしていくのも楽しみ方のひとつ。チューンナップによる発展性も非常にあります。

2020年のWRCを戦ったトヨタガズーレーシングWRT/ヤリスWRCもXB化されている(TT-02シャーシ税抜25,800円) オフロード用のタイヤを履いてアウトドアで走らせたい!!

 XBセットから発展して、最初に着手するおススメパーツもあります。

 フルベアリングセット(燃費の向上とメンテナンスサイクルが伸びる)、アルミモーターマウント(冷却効果が高くモーター性能を長く維持できる)、ユニバーサルシャフトセット(耐久性UP、脱落を防ぐ)、アルミホイールハブ(タイヤ交換がスムーズになる)、などがタミヤから紹介されています。

 さらに、クルマの動きを劇的に変えたければ、モーターやタイヤ、予算があればハイスピードなステアリングサーボへ交換をすると、効果が体感できるはず(見違えるように変わります)。

ルマンで総合優勝したトヨタガズーレーシングTS050 HYBRIDもXBがある。シャーシはF103GTという後輪駆動モデルだ(税抜34,800円)

 ボディは、ホイールベースが同じであれば、他のものに交換することも可能。

 スペアボディは4000円~5000円(クリアボディ、ステッカー付)ほどで販売されているので、キットを買うよりもずっと安く済みます。クリアボディへの密着度が高いポリカーボネイト用スプレー(600円~)で、好きなカラーや模様に塗ることで、ボディも気分もリフレッシュできます。

 なお、背の低いGRスープラから、GRヤリスのような背の高いボディへと変更する場合には、ボディポストのスペアパーツも必要です(OP.1604 ボディマウントエクステンションセット 税抜560円)。

ニュルブルクリンク耐久レースでカテゴリ優勝したSUBARU WRX STI NBRチャレンジ、ロゴやカラーは、ステッカーで完全再現されている (TT-02シャーシ 税抜25,800円)

 ちなみに、RCカー用ボディ制作を職業にされているペインターさんもおられます。非常に奥深い世界でもありますが、それはまた別の機会にご紹介したいと思います。

■よりディープな世界へ

1984年にアメリカンオフロードレーサーをイメージしたラジコンとしてデビューして大人気となったグラスホッパー。その後再デビューしXBシリーズにも加わった(税抜18,400円)

 ボディをキレイに作り込んだり、シャーシを改造したり、ブルーのオプションパーツをとりいれてマシンがどんどんブルーになっていくのを楽しんだり、サーキットを走らせてタイムを競ったり、野原でジャンプしたり、子供と原っぱで走らせたり、写真を撮ったりと、RCカーの楽しみ方はいろいろあります。

 ちなみに筆者はメンテナンスマニアなのでマシンを汚すのが楽しみな変わり者です。

1984年にデビューして2WDオフロードカーのブームを生み出したホーネットが2004年に再デビューし、後にXBシリーズに加わった(税抜20,800円)

 おもちゃ屋さんで、3,000円ほどで購入できるトイラジコンではなく、安くとも2万円以上はするXBシリーズを選ぶ方は、ある程度、RCカーへの理解や、思い入れがある方があるかと思います。

 実際、コロナ禍で自宅にいる時間が増えた(≒外でお金を使わなくなった)ことで、RCカーが非常に売れているそうで、「30年近く昔のRCカーブームの再来か!?」とも言われています。

 ツイッターやFacebookといったSNSでは、RCカーの同好会によるイベント告知が多数あります。また、タミヤの公式SNSでも、遊び方のヒントを発信されています。

 立場や年齢は関係なく楽しめるのが、RCカーの魅力でもあります。せっかく買ったマシンが埋もれてしまわないよう、イベントへ参加してみるのも、おすすめです。

*   *   *

タミヤ XBシリーズ(完成モデル)(リンク先)

【画像ギャラリー】話題のスポーツカーからオフロードマシンまで!! タミヤのXBシリーズを写真でチェック!!

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