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【MotoGP】マルケスも“神セーブ”の繰り返しは嫌? フロントタイヤの高負荷軽減を望む

【MotoGP】マルケスも“神セーブ”の繰り返しは嫌? フロントタイヤの高負荷軽減を望む

 MotoGPの2019年シーズンも、既に最終戦バレンシアGPを残すのみとなった。今季のチャンピオンであるマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、ここまでの18戦中、11勝を挙げ、リタイアを除くと最低リザルトは2位という成績を残している。

 マルケスはこの感嘆するしかないような結果を、2018年型と比較してコーナリングで曲げ辛く乗りこなすことが難しいと、ホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)やカル・クラッチロー(LCRホンダ)から不満を浴びている2019年型のバイクで達成しているのだ。

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 マルケスは来季型のバイクを開発する上で、コーナー脱出時のグリップ改善やブレーキング終盤のフロントタイヤへの負荷が軽減されることを望んでいる。

 ホンダは今季のバイクによりパワフルなエンジンを搭載することで、間接的に後者の改善を図ってきた。しかしマルケスは依然としてフロントタイヤを酷使していると感じており、彼自身が何度もフロントタイヤを切れ込ませながらも転倒を回避してきた事が、その証拠だという。

「僕らはコーナー出口でリヤタイヤのグリップを得るという点で、かなり苦戦している」

 2020年型のRC213Vについてどんな改善を望むかを訊くと、マルケスはそう語った。

「リヤタイヤのグリップについては、ヤマハがプラスアルファを持っていて、その部分で言えば現時点では(ヤマハが)ベストなマシンだろう。特に新品のタイヤを履いている時は信じられないほどだよ」

「それがひとつで、もうひとつはブレーキング終盤の部分だ。僕らは依然としてフロントタイヤをプッシュしすぎている。(自分が転倒から)セーブする事は数多くあったけど、それが理由だ。ただその部分は今年進歩したところでもある」

「そうは言っても、フロントタイヤへの負荷を弱くして、コーナー脱出時によりグリップを得られるように試みていく必要があるね」

 ロレンソがRC213Vへの適応に苦戦しているため、ホンダ勢でマルケス以外で表彰台に上がったおのはクラッチローだけだ。ただ彼もマルケスには262ポイント差を付けられ、ランキングは9番手となっている。

 クラッチローは来季型バイクの開発においてより安定したバイクとすることを要求。バイクを速く走らせるために、余計な労力と転倒リスクを抱えていると、現状の問題を主張した。

 彼は新型バイクに求めるものを訊かれると「より安定したバイクにする事で、僕らは毎周限界ギリギリを感じることなく、速く走れるようになる」と答えている。

「ジャーナリストの人たちはバイクが走っているのを見て、ホンダのバイクが(他メーカーより)乗るのが遥かに難しいと分かるだろう」

「他の皆と同じ速度、もしくはそれより遅かったとしても、5割増しの労力を注いでいる。つまり僕らは、転倒するリスクがより高いということだ」

「ホンダは開発への要望を完全に認識している。ただ、今のバイクはそう悪くないんだ。単に毎週毎週、“皆には”十分な競争力が無いというだけだ」

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