GMが第8世代の新型シボレー・コルベットの2021年モデルを本国で発表。新ボディカラーの設定や機能装備の拡充を実施
GMは7月8日(現地時間)、シボレー・ブランドの旗艦スポーツ「コルベット・スティングレイ(Corvette Stingray)」の2021年モデルを発表した。車両価格は基本的に2020年モデルを踏襲し、クーペが5万9995ドル(約645万円)~、コンバーチブルが6万7495ドル(約725万円)~に設定する。
第8世代の新型シボレー・コルベットが東京オートサロン2020にてジャパンプレミア!
第8世代となる新型コルベットの2021年モデルは、新ボディカラーの設定や機能装備の拡充がメインメニューだ。まずボディカラーでは、新色としてレッドミストメタリック・ティントコートとシルバーフレアメタリックをラインアップ。また、ブルー/オレンジ/レッド/イエローという4種類のデュアルレーシングストライプを新たに用意する。さらに、カーボンフラッシュ/エッジレッド、カーボンフラッシュ/エッジイエロー、カーボンフラッシュ/ミッドナイトシルバーという3種類の“スティンガーストライプ(Stinger Stripes)”を新設定した。
一方、内包するインテリアでは、スカイクールグレイ/イエローストライクの内装カラーを新規に採用。また、スクリーン表示のドライバーモードおよびトラック向けデジタルタコメーターの設定やオーディオのApple CarPlay/Andoroid Auto対応なども実施する。さらに、安全機構としてスタンダード・バックル・トゥ・ドライブ(Standard Buckle To Drive)を装備。これは、ドライバーがエンジン始動後20秒以内にシートベルトを装着しない際はPレンジからシフトできないようにするという仕組みだ。
走りの機能面では、高性能バージョンのZ51以外でもマグネティック・セレクティブ・ライド・コントロール・サスペンション(Magnetic Selective Ride Control suspension)を選択できるようにしたことがトピックだ。電子制御式の磁性流体封入ダンパーを組み込んだ先進の懸架システムは、路面からの入力に対して1/1000秒単位で減衰力を最適化。制御機構にも最新バージョンを採用し、革新の乗り心地とハンドリング特性を実現する。なお、ミッドシップ配置のスモールブロック“LT2”6.2リットルV型8気筒OHV直噴VVTエンジン(495hp/637N・m)とダブルパドル式のシフターを装備する8速DCTのトランスミッションで構成したパワートレインは、基本的に従来モデルを踏襲している。
ちなみに、日本市場にはこの2021年モデルをベースとしたコルベット初の右ハンドルモデルが導入され、Z51パフォーマンスパッケージを標準で装備するほか、先進の運転支援機構も組み込まれる。デリバリーは2021年春以降の予定だ。
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みんなのコメント
ディーラーは絶対やめないよ。
1000万以下では販売しない。