エリザベス女王のミュルザンヌが売却

イギリス王室の公用車で、エリザベス二世の専用車として2年間使用された「ベントレー ミュルザンヌ リムジン」が売りに出されることが発表された。

エリザベス二世専用車のミュルザンヌ リムジンは、2012年の即位60年式典“ダイヤモンド・ジュビリー”および、首相官邸の所在地であるダウニング街10番地への送迎に使用されていた。総走行距離は5800マイル強と少ない。

車内は皇室公用車としていくつかのアップグレードが施されている。内装は、フルレザー仕様となっており、ウォールナットウッドのピクニックテーブルやドアパネル、リアバニティミラーなどが装備されているという。またエクステリアは、オプションの21インチアルミホイールを装着。ちなみにカーナビの「自宅」にはエリザベス女王の公邸のひとつであるウィンザー城が登録されているという。

販売元のオートトレーダーは、これまでにも著名人の所有していたクルマや特殊な背景を持つ 車両の販売を行ってきた。最近ではビクトリア・ベッカムの「レンジローバー イヴォーク」を販売した。それでも今回のような王室公用車は珍しいという。

気になる価格は20万ポンド（約3120万円／1ポンド156円換算）。車両はサリー州ブラムリーのディーラーで販売される。