Nissan Fairlady Z
ニッサン フェアレディZ
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6速MT+レバー式サイドブレーキを採用
日産自動車は2020年9月16日に、次期型フェアレディZのプロトタイプ公開を控えている。それに先立ち予告動画を3編公開しているが、その第3弾の動画では「6速マニュアルトランスミッション」と「レバータイプのパーキングブレーキ」を採用することが明らかに。また、エキゾーストノートも収録されている。
走行中のシーンでは、スポークの細い冷却性能を重視したであろうホイールや、大径のベンチレーテッドディスクが一瞬だけ映り込む。また、すでに公開されていティーザースケッチにはリヤクォーターピラーのZエンブレム、S30~Z32(とりわけZ32)を彷彿させる横長2段の矩形テールランプが描かれていた。
北米で圧倒的人気を集めたズィーカー
フェアレディZは、ダットサン フェアレディシリーズの後継として1969年10月に初代(S30型)がデビュー。手頃な価格帯で買えて日常的に使える魅力的なスタイリングのスポーツカーとして、とりわけ北米では“ズィーカー”の愛称で人気を得た。また、東アフリカ・サファリラリーやスポーツカーレースなどのモータースポーツシーンでも活躍し、性能の高さを広くアピールした。
初代の面影を残しながらブラッシュアップした2代目
2代目S130型は1978年にデビュー。2000ccと2800ccの排気量のL型 直列6気筒エンジンを搭載した。北米では2800ccを積んだボブ・シャープ・レーシングの赤・白・ブルーのカラーリングの280ZXがIMSAで暴れ回ったのはつとに有名。ポール・ニューマンがドライバーを務めたことでも知られる。
空力性能をアップしたデザインを纏うZ31
ボディをフラッシュサーフェイス化した3代目(Z31型)は1983年に登場。空力性能を向上するために「パラレルライジングヘッドランプ」と呼ぶセミリトラクタブル式ライトを採用していた。“日本車のヴィンテージイヤー”ともいわれる1989年には、4代目のZ32型へとフルモデルチェンジ。10年以上にわたるモデルサイクルを誇るロングセラーとなった。
日産の復活宣言とともに登場したZ33
2000年にZ32型がカタログ落ちし、一時はその名前が途絶えるものの、2002年にZ33型として復活。発表会では当時の社長カルロス・ゴーンが「日産は復活した」と宣言、その象徴として途上したのが新型Zだった。
現行モデルの登場から12年
現行モデルのZ34型は2008年に登場。ホイールベースを5代目より100mmも短縮して機動性の高さを追求するとともに、ワイドトレッド化でスタビリティを高めた。エンジンルームやバックドアの開口部を包み込むような環状構造や、三角形のトライアングルタワーバー、ダイアゴナルブレイスの配置などにより、ボディ剛性を大幅に高めたこともトピックであった。
ロサンゼルスのアメリカ日産本社で、当初用意した2千台があっという間に完売。販売店から連日「もっとよこせ」と矢の催促をうけた初代S30から50年。現行の登場から12年。いよいよ“貴婦人”は7代目へと生まれ変わろうとしている。
次期型フェアレディZのプロトタイプ発表会は、2020年9月16日9時30分よりオンラインで全世界へ発信される。
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みんなのコメント
いざと言う時に使える
レバー式サイドブレーキがいいよね。
ATがいくら進化しても、スポーツカーはシフトを前後左右にガチャガチャしたい。