ロータスカーズ日本正規販売輸入総代理店のエルシーアイは、2017年1月13日からロータス3イレブンの販売を開始することを発表した。3イレブンにはロードバージョンとレースバージョンが用意され、全世界311台の限定生産。日本でのデリバリー開始は、2017年秋を予定している。
3イレブンは、「余計なものは、ない⽅がいい」というロータスのコンセプトと、ロータスのレーストラックにおけるルーツを元に開発。グループ・ロータスのCEO、ジャンマルク・ゲールス⽒は、「私たちが常に意識しているのは、優れたスポーツカーを作るためには速く、そして軽くするということ。新しいロータス・3イレブンは、そのような哲学を新たなレベルに引き上げた」と語った。
さらに、「このクルマは『Faster and Lighter(より速くより軽く)』というコンセプトを完ぺきに証明しており、それは今後登場するすべてのロータス⾞にとって必要不可⽋な要素となるだろう」と付け加えた。
エンジンは、エヴォーラ400にも搭載されている3.5L・V6スーパーチャージャーの改良版。そのスペックは、ロードバージョンが最高出力416ps/最大トルク410Nm、レースバージョンが466ps/525Nmにまで高められている。組み合わされるトランスミッションは、ロードバージョンがクロスレシオの6速MT、レースバージョンがパドルシフト付き6速シーケンシャルとなる。
シャシーは、ロータス特有の押し出し結合アルミシャシーをベースに専用チューニング。前後ダブルウイッシュボーンのサスペンションにオーリンズ製ダンパーとアイバッハ製スプリングが装備され、ブレーキにはAPレーシング製4ポッドキャリパーに332mmの2ピースベンチレーテッドディスクが組み合わされる。
また、軽量の鍛造アルミホイールは前18インチ、後19インチ。タイヤサイズは前225/40ZR18、後275/35ZR19で、ロードバージョンはミシュラン・パイロットスーパースポーツ、レースバージョンはミシュラン・カップ2が標準銘柄となる。
ボディの一部には量産車で初めてカーボン複合材が使用されており、FRP製よりも40%もの軽量化を実現。デザイン面ではエアロダイナミクスや冷却性を追求。開口部の大きいフロント・クラムシェルやグリル、大きなリヤウイングをはじめ、リヤディフューザーやアンダーパネルなどが採用されている。
インテリアも特徴的な部分が多く、助手席はロードバージョンに標準、レースバージョンにオプション設定。アルミ剥き出しの内装は、「無駄なものはいらない」というロータスらしい思想が反映されている。また、ロードモードとトラックモードの切り替えが可能なTFTカラースクリーンのメーターや、スポーツシート(レースバージョンはカーボン製)、6点式ハーネス(レースバージョン)なども装備される。
このように、3イレブンはまさにレースカーといった内容。パフォーマンスも同様で、乾燥重量で925kg(ロードバージョン)/890kg(レースバージョン)という軽量な3イレブンは、0-100km/h加速3.4秒(ロードバージョン)/3秒(レースバージョン)、最高速280km/h(ロードバージョン)/290km/h(レースバージョン)を計測。へセルトラックのラップタイムは1分22秒で、ロータスの量産車史上最速を記録する。
■ロータス3イレブン価格
ロードバージョン:1495万8000円
レースバージョン:2025万円
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