チューンドR35GT-Rの速さを再確認!
ブーストアップから2000馬力クラスまで登場
「R35GT-Rゼロヨン最速決定戦」ブーストアップから2000馬力級のモンスターまで登場!
今年で3回目の開催となったセントラルサーキットを舞台にした雑誌“オプション”と“Gワークス”のコラボイベント「スーパードラッグフェスティバル」。エントリー台数は定員MAXの132台という満員御礼状態、全国各地からドラッガー達が集結するお祭りとなったのだ。
様々な車種がエントリーしていたが、今回はチューニングが成熟の域に達したR35GT-Rをピックアップ。ブーストアップ仕様から2000馬力クラスのモンスターまで登場した白熱のドラッグバトル、とくとご覧あれ!
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車両名:CREWCH★DRAG2000馬力R35
ドライバー:久留内良彦
タイム:9.231sec[終速243.24km/h]
世界水準を目指したVR38DETTは2000psオーバーを想定!
OPTION誌でその製作を追いかけていたクルウチのR35GT-R。前回の走行でブローしたエンジンは、HKS4.3Lキットを軸にプレシジョンタービンやアルファパフォーマンスのサージタンク、リニースロットルなど国内外のパーツを組み合わせて復活。E85レーシングフューエルを使用して最大2000psを超えるスペックだ。
1機で1000psオーバーの風量を誇るプレシジョンのタービンは、NHRAやボンネビルでも実績を上げているアイテム。フロントバンパー内にレイアウトしながらカーボン製ファンネルを組み合わせることで、ラムエア効果を狙った効率的な吸気も実現する。
フロントエンドにタービンを組み込んでいるため、ラジエターはリアマウントに変更し重量バランスも考慮。強制ファンを2連で組み合わせ冷却対策を行なっている。タイヤは前後ともドラスリだが、フロントは18インチでブレーキも効きやすいセット、リヤは15インチでトラクションを優先する。
徹底した軽量化を狙ってインテリアは、丸裸の状態に加えドアパネルなど不要な鉄板はカット。シートも超軽量なサブライブのカーボンシートを装着し、車重は1400kgまで軽量化している。
最終目標タイムは最高峰の7秒台に設定してアタックを続けるモンスターR35。今回はトラクションコントロールの介入(誤作動!?)が起こって記録は伸びなかったが、それでも9秒台前半を叩き出す実力は本物だ。
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車両名:JETWALK kitajiri R35
ドライバー:北尻泰宏
タイム:9.146sec[終速244.9km/h]
NOSで250psをプラス! 拘りのストックボディで9秒台!
昨年のスーパードラッグフェスティバルでは、練習走行でリタイアとなった北尻さんのR35。その鬱憤を晴らすべく、今年はトラブルの原因となったミッションをHKSの強化品に変更し、センターデフも強化タイプを投入してきた。
エンジンはHKSのピストンやコンロッドを組み込んで強化した上で、同じくHKSのGT900フルタービンキットをインストール。高回転で燃料が不足気味になるということで、フューエルポンプを高効率タイプに交換。ECUは純正の書き換えでセットアップしている。
スロットルはイギリスのリニー製シャフトレスタイプの70φ。サージタンクはアメリカのブーストロジック製をセット。どちらも信頼できるブランドとして製作を担当しているデューク福井おすすめのアイテムだ。
900psに設定されたエンジンにNOSをプラスすることで1150psまで最高出力をアップ。タンクは2本搭載し、噴射圧の安定化を目指す。
エクステリアはドラッグシュートやドラッグウイングを装着しているが、外せばストリートでも乗れる車両。内装などもフル装備のため、軽量化によるタイム向上の余地も残している。
こうしたスペックで9秒台前半を叩き出し、見事にリベンジを達成! 次なる目標はストリートチューンのままでの8秒台への突入だ。
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車両名:さぶR
ドライバー:佐分耕一
タイム:8.663sec[終速260.87km/h]
サスペンションセッティングが今後の課題か!
今回はダンパーのテストを兼ねた走行だったものの、セッティングが今ひとつ。そのため、タイム的には2年前に戻ってしまったとのことで、完全に不完全燃焼状態だったドラッグチューンの名手“サブライブ”のデモカー。
エンジンはAAM製GT1600-RタービンとHKSの4.3Lキットを組み合わせた1200ps仕様だが、まだ余力がある。ただし、トラブルの可能性を減らすべくオイル供給方式はマグナム社のシステムを使ってドライサンプ化を敢行。
特にフロントが跳ねすぎてしまい、その勢いでリアのバンプがきつくなりすぎ、結果的にはうまくトラクションがかからない状態だったという。タイヤはフロントがM&Hレースマスター(275/45R18)、リヤがミッキートンプソンのドラッグスリック(28.0/10.5-15)だ。今後はダンパーを見直すことでタイム更新を狙っていくそうだ。
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車両名:PIT ROAD M☆R35 GTR X
ドライバー:森下謙信公
タイム:11.46sec[終速194.59km/h]
街乗り+サーキット仕様のライトチューンで10秒台を目指す
通勤からサーキットまでマルチにこなすピットロード・M森下代表の愛車は、ブーストアップ仕様でタイヤもストリートラジアル(RE-71R)だ。
最高出力は718ps、ミッションはノーマル。そのため、今回はクラッチが滑り気味で18年ぶりにドラッグに復帰した昨年のタイムを更新することはできなかった。もう少し走って感触を掴みたかったところだが、次回は車両のコンディションを整え、ブーストアップのまま目標タイムの10秒台入りを目指す!
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サブライブTONE 35
ドライバー:刀根真美
タイム:11.509sec[終速196.72km/h]
通勤快速仕様の基本性能をチェック!
サブライブで製作している刀根さんのR35は、制御系をECU-TEKに変更しながらブーストアップ+NOSで700psを発揮する仕様だ。
サージタンクはサブライブのデモカー同様のマグナス製を使用しているものの、ドラッグ仕様としては比較的ライトなチューニングに抑えられている。タイヤは、前後M&Hレースマスター(F275/45R18 R325/45R17)を履く。通勤にも使える快適性を残しつつ、スペックの上では10秒台前半を狙えるマシンに仕上げられているのだ。
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みんなのコメント
サブライブTONE 35のタイムは、うちのBNRより遅いです。ガンバレ!