マツダの新しいSUVは“高級車”といっていい。700万円オーバーのトップグレードにも注目だ!
e-SKYACTIV PHEVを初搭載
3月8日、マツダの欧州部門はミドルサイズのクロスオーバーSUV「CX-60」を発表した。同社は、グローバルに需要が高いSUV市場において、ラージ商品4車種を2023年までに導入予定であるが、その第1弾である。欧州各国ではすでに受注が開始され、今夏の発売を予定する。
パワーユニットは、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたマツダ初のプラグイン・ハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」を搭載する。システム総合出力は327ps、最大トルクは500Nmに達する。組み合わされるトランスミッションは新開発の8ATで、駆動方式4WDだ。0~62マイル(99.7km/h)までの加速タイムは5.8秒を実現。
マツダインテリジェントドライブセレクト(Mi-Drive)は、ノーマル、スポーツ、オフロード、けん引、EVモードを用意。EVモードでは満充電時、電気のみで約62km走行可能だ。
ほかに、48Vマイルド・ハイブリッド・システム搭載の3.0リッター直列6気筒ガソリンと3.3リッター直列6気筒ディーゼルが選べる。駆動方式はRWD(後輪駆動)も用意。これまでのFWD(前輪駆動)ベースのSUVとは一線を画す。
現行ロードスターからの新技術「KINEMATIC POSTURE CONTROL (KPC)(キネマティック・ポスチャー・コントロール)」を搭載する。KPCは、現行モデルのサスペンション構造を活かしながら、ハイスピードのコーナリングにおいてもより一体感があり、より安定した旋回姿勢を実現する新技術という。後輪左右の速度差から旋回状態をリアルタイムに検知し、これに応じてリニアに作動を強めて、自然な姿勢安定化の効果を発揮するそうだ。
上質なインテリア
エクステリアは、マツダのプレスリリースによれば「自然と調和する日本人の感性を活かしたタフさと緻密さを、その造形を通じて表現しています」とのこと。大型のフロントグリル、スポーティなホイールデザイン、流れるようなルーフがスポーティだ。
グレードは下から「Exclusive-Line」、「Homura」、「Takumi」の3種類。トップグレードのTakumiの価格は4万8050ポンド(イギリス市場)で、日本円に換算すると約730万円だ。20インチのホイールやフロントグリルまわりのクロームメッキ、専用デザインのラジエターグリルなどが目をひく。インテリアには、ナッパレザーやメープルウッドなどを使った。シート配列は2列仕様のみ。
機能面では、顔認証システム「マツダドライバーパーソナライズシステム」を搭載。専用のカメラが運転席の乗員を認識し、シートやハンドル位置、ヘッドアップディスプレイ、エアコンの設定などを自動で呼び出す。
先進安全技術では、360°カメラ・システムの精度が向上。より見やすくなったという。ヒルディセントコントロール(HDC)は、滑りやすい路面や荒れた路面で急な坂を安全に下りるのに役立つ。アダプティブクルーズコントロール(i-ACC)は、交通標識認識機能が追加された。
今後、CX-60の姉妹車として3列シートモデルの「CX-80」も発表されるそうだ。マツダの高級化路線、勢いが止まらない。
日本向けモデルは4月上旬に公開予定。マツダの新しい高級SUVに注目だ!
文・稲垣邦康(GQ)
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躍動感が消えちゃった。