+1万5000円でシートヒーター装着可能
走り好きはもちろん、クルマ好きなら誰しも1度は名を聞いたことがある国産スポーツシートメーカーブランド「ブリッド」から新商品『XZERO』が登場した。早速紹介しよう。
レースのシートカバーからラバーマットまで「懐かしの純正オプションパーツ5選」
ブリッドのフルバケットシート標準モデルともいえる「ZETA(ジータ)シリーズ」は、発売から15年以上、大きな仕様変更をせずに販売を行ってきた。その後継モデル・・・・・・というわけではないがシート形状や素材など新しいものを取り入れて作られたのが『XERO(ゼロ)』シリーズだ。
その『XERO』シリーズの第一弾が東京オートサロンに出品された2つのモデルというわけだ。
向かって左側のシートは、競技専用モデルで大型ヘッドガートが装着された『RS』で、右側にあるシートが車検対応のフルバケットシート『CS』となっている。どちらも基本設計は同じとなっている。主な適合車種はトヨタ86、スバルBRZをターゲットにしており、レースやラリーでも使うことを想定している。
この2種類のシートのポイントは、シェル素材がFRPとアラミドシェル(防弾チョッキの素材)を選択することが可能。クッションカラーは、ブラックの他にグラデーションロゴを選択することができる。
なにより、見た目(シートデザイン)が格好いいことと、実際に座ると驚くほど体にフィットする。ぜひこちらは、お店などで試して欲しい。発売は1月末からだという。
もうひとつ、会場で気になったのは、すでに発売から2~3年経過しているシートヒーターを搭載しているブリッドのリクライニングシート。DIGO III LIGHTシリーズ、EUROSTER II シリーズ、edirb032 & 054のシートに、1万5000円を追加することで、取り付けすることが可能。
腰痛持ちの人や夏でも腰の部分だけ温めたい人などに反響があるという。シートヒーターの電源は、シガープラグから取り付けることができるため、簡単に接続できる。
また、フルバケットシートは背中が蒸れることからクーリング効果を得られるような商品をいろいろと実験中とのこと。残念ながら商品化などは未定だが、そういう取り組みにも注目をしていきたい。
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