モータースポーツ・ネットワークがF1とニールセン・スポーツの協力を得て実施した『F1グローバル調査』の結果は、187ヵ国、16万7000人以上のファンからの回答を得て、アメリカGPに先立って発表された。
回答者の平均年齢は、2017年の前回調査の36歳から、32歳に低下。女性ファンもほぼ倍増しており、F1のファンがより若くより多様化していることが明らかとなった。
■F1のドメニカリCEO、ファン調査にポジティブな感触も「人気No.1がハミルトンでなく驚き」
また、F1を見始めてから5年以下のファンの数も増加。アメリカやインド、中国、メキシコなどの市場で特に成長を見せている。
F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、これらのポジティブな結果を受けて「今後に向けて波に乗っておかなければならない中で、勇気づけられる、重要な後押し」になったと評した。
「より多くの人々の注目を集めるという点で、多様性と若い視聴者の獲得は我々を豊かにしてくれると思う」
「これは、若い世代の働き方や行動様式に近い、適切な言語や物語、適切なツールを用意することで実現したことだ。我々はこの点でさらに努力をしていきたいと思っている」
2017年にリバティ・メディアがF1を買収してオーナーになって以来、デジタルでのアウトプットに重点が置かれており、ライブストリーミングの強化なども行なわれている。
ドメニカリはTV視聴だけでなく、実際にサーキットに訪れる観客の年齢も同様に変化していると指摘。F1がグランプリでファンに提供するサービスもより改善されていくと示唆した。
「この結果は我々がすでに計画していること、つまり人々がここ(レース会場)に来た際、素晴らしいイベントを開催するということについても、後押しになる」
「もちろん、(チケットの)価格設定の問題もあるが、それはその価格を払って会場に来ている人たちに何を提供できるかという問題なんだ」
「我々は将来に向けて素晴らしい計画を持っている。願わくばすぐにパンデミックが落ち着いて、サーキットで生の興奮を味わってもらえるようにしたい」
「この件については、これから検討していく。しかし我々が感じている雰囲気や感覚が、この調査で確認できたことは良かったと思っている」
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