もくじ
ー 積算1万6108km 驚きの燃費
ー ナビは不満だが、見切りの良さを再確認
ー 好きなトコロ
ー 嫌いなトコロ
ー テスト車について
ー テストの記録
長期テスト フォルクスワーゲン・ゴルフGTI(6) ヒュンダイi30Nとの比較
積算1万6108km 驚きの燃費
17.8km/ℓ。わたしではなくリンの担当した長期テストでの数値だ。定番のホットハッチで走りも魅力だが、まずは燃費の話から始めたいと思う。ホットハッチの燃費にそこまでの関心はないが、だからこそ17.8km/ℓという数値には驚いた。これでもホットハッチなのだ。
これは相当に良い部類だ。所有していた3気筒の2014年式ミニは、都市部を経済的に走ることを狙って設計されているはずだが、このミニにしろ小型ガソリンエンジンを搭載した他のエコ志向のモデルにしろ、これ以上の燃費は出ていない。
それでも、このクルマはゴルフGTIだ。パワフルなエンジンを搭載しながら公称燃費は18.7km/ℓというモデルで、毎回ガソリンを満タンにすると、次までに650kmほど走ることができているのも不思議ではない。
最新の広告では、フォルクスワーゲンはゴルフGTIに「ちょうど良い」パワーを与えたとアピールしている。2.0ℓのTSIガソリンエンジンは230psを発揮し、楽しむには十分だが、かといって5分ごとにガソリンスタンドに駆け込まないといけないほどではない、ということか。
多くのターボエンジンはスペックシートの数値こそ良いものの、実際に走らせると公称燃費には遠く及ばない。中には公称燃費が25km/ℓを超えているのに、実際には17km/ℓ台というモデルすらある。目新しい話ではないが、真剣に燃費を求めようとしたら、やはり「クルマにあった排気量」という意味でのライトサイジングの効果は大きい。
ナビは不満だが、見切りの良さを再確認
今回はほかにもいくつかの発見があった。GTIのナビはいわゆる「ナビルート」を提案しがちだ。ご存じの通り、地図上では大きな通りに見えても実際に走ってみると一車線で、雑草すら生えていることもある。こんな時に対向車が来たら気を遣うものだ。
以前マクラーレン650Sに乗っていたときにもこのような道にはまったことがあり、逆走してなんとかその道から抜け出そうとした。このときはうまくいかず、垣根に突っ込んでしまったのだった。しかし、今回はそのようなことにはならなかった。GTIは軽量で、俊敏。見切りが良く扱いやすいので、このような道をバックで100mほど戻っても、ストレスは一切感じなかった。
今回の旅では収納スペースもいろいろと試すことができた。最も使いやすかったのはアームレスト下の収納だ。ふたの高さが調整可能なので、道中でランチを買って入れるのにもってこいだ。余裕で収納できると思ったので思わずLサイズを注文してしまった。やはりエンジンはライトサイジングできても、食事の量の方は難しいものだ。
好きなトコロ
快適なシート
1カ月で2900kmほど走ったが、しびれや膝の痛みなど感じたことは一度もなかった。
嫌いなトコロ
ブラックのアロイホイール
誰かが傷をつけてしまったようで、かといって隠すこともできない。
テスト車について
モデル名:フォルクスワーゲン・ゴルフGTI
新車価格:2万8320ポンド(434万円)
テスト車の価格:3万2520ポンド(499万円)
テストの記録
燃費:16.2km/ℓ
故障:無し
出費:無し
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