F1の公式合同テストがハンガロリンクで開幕。その初日に速さを見せたのは、フェラーリのマシンを託された、アントニオ・ジョビナッツィだった。
ジョビナッツィは、ミディアムで1分17秒807、スーパーソフトタイヤで1分16秒887を記録した後、先日行われたハンガリーGPの際には持ち込まれなかったハイパーソフトタイヤを装着。同GPのFP3でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が記録した1分16秒170というラップレコードを上回る、1分15秒648を記録してみせた。
F1ハンガリーテスト初日:3チームが来季用フロントウイングを実験投入
このタイムは、同日のセッションで2番手タイムを記録したマーカス・エリクソン(ザウバー)よりも、2.5秒以上速い圧倒的なモノだった。なおエリクソンのベストタイムも、自身がハンガリーGPのFP3で記録したモノより0.5秒以上速いタイムだった。
3番手にはトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレー。ハートレーはトップから3.6秒落ちの1分19秒251をハイパーソフトタイヤで記録した。なお、同じく3.6秒落ちの4番手には、ソフトタイヤを履いたマクラーレンのランド・ノリスがつけた。
メルセデスはジョージ・ラッセルが走行を担当し、5番手タイム。ただしギヤボックスのトラブルに見舞われたため、この日最も少ない49周の走行に終わった。ラッセルのベストタイムはスーパーソフトを履いて記録されたもので、ウルトラソフトタイヤを履いたダニエル・リカルド(レッドブル)よりも0.1秒速かった。
なおリカルドは、ニコラス・ラティフィ(フォースインディア)とオリバー・ローランド(ウイリアムズ)とともに、2019年レギュレーションに合わせて作られた新型ウイングの試作品を試したドライバーとなった。
トロロッソは、ショーン・ゲラエルが担当する2台目のマシンも走らせた。しかしこれは、ピレリのタイヤテストを遂行するのが目的。ただしゲラエルは109周を走行した後にクラッシュ。プログラムを切り上げている。
また、セッション残り1時間半というところで、サーキットには強い雨が降った。これによりコースはウエットコンディションとなり、ほとんどのマシンが走行を控えたが、リカルドとノリスはインターミディエイトタイヤを装着して走行を行った。
なお、ハースはリソースを最大限活用するという理由で、今回のテストを欠席している。
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