革新的なモデルチェンジ
執筆:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】新型EQGコンセプト【標準のGクラスと写真で比較】 全100枚
翻訳:Takuya Hayashi(林 汰久也)
メルセデス・ベンツのGクラスは、2025年までにEV化する予定だ。1979年以来、最大のモデルチェンジとなる。
新型EQGは、現行の内燃機関搭載車に近い外観を持ちながら、メルセデスのEVラインナッピである「EQ」シリーズに合わせて、スタイリングを大幅に変更したものになる。ミュンヘン・モーターショーでは、市販車に近い「コンセプトEQG」が公開されている。
ライト付きのトリムエレメント、フロントグリルに代わる3Dスターパターンのクローズドパネル、専用の22インチアルミホイール、スペアホイールの代わりに壁掛け充電器のようにデザインされたストレージボックスなど、細部がEVモデルならではのデザインとなっている。
ルーフラックのフロント側にはLEDストリップが取り付けられており、電動化の時代を迎えながらも「過酷なオフロード・アドベンチャー」に適応する姿勢を示している。
電動オフローダーの時代へ
Gクラスと同じラダーフレームに支えられ、フロントに独立懸架式サスペンション、リアにリジッドアクスルを採用したEQGは、「妥協を許さないオフローダー」とされている。
実際、メルセデスによれば、電動パワートレインはGクラスのトレードマークであるオフロード性能を高めるという。各車輪に取り付けられた4基のモーターを個別に制御し、2速トランスミッションにより低速・高速での走行に柔軟に対応する。
電気モーターがもたらすトルクは、EQGに「巨大な牽引力とコントロール性を与え、急勾配や荒れた土地での走行、重い荷物の牽引に最適」とされている。メルセデスによると、この4モーターのパワートレインは量産モデルにも引き継がれるようだ。
バッテリーはラダーフレームに組み込まれ、低重心を実現する。
性能はAMG G 63以上か
EQGは最終的な発表に先立ち、オーストリアのシェークル山でテストが行われる。現行のW463世代のGクラスは、このシェークル山のテストコースで育てられた。
現時点では、EQGのバッテリー容量や航続距離、パフォーマンスなどは明らかにされていないが、V8エンジンを搭載したAMG G 63のパフォーマンスを凌駕することは間違いないだろう。G 63は、最高出力585ps、0-100km/h加速4.5秒という、これまでに生産されたGクラスの中で最もパワフルかつ最速のモデルだ。
メルセデス・ベンツで研究開発を取り仕切るマーカス・シェーファーは、コンセプトEQGの発表を、同社のEV展開における重要な瞬間であるとしている。
「説得力のある製品で、お客様に電動モビリティへの切り替えを促したいと考えています。Gクラスのようなアイコンは、この役割を完璧に果たしてくれるでしょう」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは
「ヘッドライトが“まぶしい”んですけど、どうにかならないですか?」 困惑の声多数! あなたの行為「違反」かも? 「ハイビーム」の“落とし穴”とは
アウディ製5気筒エンジン搭載、最後のドンカーブート『F22ファイナルファイブ』発表
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
EVにする時は、変顔でまるくかわいくしないかんのかね?