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マツダが第5世代となる小型商用バン&トラックの新型「ボンゴ」を発表

掲載 更新 15
マツダが第5世代となる小型商用バン&トラックの新型「ボンゴ」を発表

ダイハツ・グランマックス/トヨタ・タウンエースと基本コンポーネントを共用するOEM車両に移行した新型マツダ・ボンゴが予約受注を開始。販売は9月11日にスタート

 マツダは7月17日、小型商用車の「ボンゴバン」と「ボンゴトラック」を新型に切り替えて予約受注を開始し、9月11日より発売すると発表した。
車種展開は以下の通り。
■ボンゴバン
STD・2WD:5MT182万2700円/4AT191万1800円
STD・4WD:5MT211万4200円/4AT220万3300円
DX・2WD:5MT197万8900円/4AT206万8000円
DX・4WD:5MT226万1600円/4AT235万700円

ダイハツが新しい小型商用車の「グランマックス」を発表。バン仕様「カーゴ」と「トラック」を設定して9月4日より発売


■ボンゴトラック
STD・2WD:5MT168万800円/4AT176万8800円
STD・4WD:5MT193万4900円/4AT202万2900円
DX・2WD:5MT179万800円/4AT187万8800円
DX・4WD:5MT204万4900円/4AT213万2900円


 車歴を通して第5世代となる新型ボンゴバンと新型ボンゴトラックは、従来の自社開発モデルとは異なり、ダイハツのグランマックス・カーゴ/グランマックス・トラックおよびトヨタのタウンエース・バン/タウンエース・トラックと基本コンポーネントを共用するOEM車両に刷新。ダイハツのインドネシアの拠点であるアストラ・ダイハツ・モーターが生産し、日本市場向けに仕立てて輸入する新世代の小型商用車にモデルチェンジした。

 新型ボンゴバン/ボンゴトラックは、充実の先進安全技術とクリーンな環境性能などによってビジネスカーとしての魅力度をいっそう引き上げたことが特徴だ。
 まず安全装備では、夜間の歩行者や昼間の自転車運転者も検知する衝突回避支援ブレーキ機能、駐車場などでアクセルとブレーキペダルを踏み間違えた時に急発進を抑制する誤発進抑制機能などをパッケージとした、衝突回避支援システム「スマートアシスト」を採用したことがトピック。予防安全を向上させ、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「セーフティ・サポートカーS・ワイド(サポカーS・ワイド)」に全車を該当させる。また、ドライバーの視界を明るくサポートするLEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)や視認性が高いLEDリアコンビネーションランプなども新たに組み込んだ。


 車両構成に関しては、バンで全長4065×全幅1665×全高1930mm/ホイールベース2650mm、トラックで全長4295×全幅1675×全高1920mm/ホイールベース2650mmという小型商用車4ナンバー枠の車両寸法を確保したうえで、最小回転半径を2WD4.9m/4WD5.3mとして市街地などでの取り回しのよさを実現。また、荷室床面の地上高をバン620mm/トラック755mm(いずれも2WDの数値)と低く設定し、荷物の積み降ろしに掛かる身体の負荷を軽減する。さらに、キャビンへのステップ高を低く抑えてスムーズな乗り降りを可能とし、同時にフラットで広い足元スペースとインパネセンターシフトを採用して運転席と助手席の間におけるスムーズな移動や乗り降りを具現化した。荷室に関してはバンで2WD750kg/4WD700kg、トラックで2WD800kg/4WD750kgの最大積載量を確保し、荷室寸法はバンが長2045×幅1495×高1305mm(5名乗車時で長1255×幅1495×高1300mm)、トラックが長2430×幅1585×あおり高360mmという広さを創出している。
 パワーユニットについては、小型商用車用に新開発した2NR-VE型1496cc直列4気筒DOHC16Vガソリンエンジンを搭載。最高出力は97ps/6000rpm、最大トルクは13.7kg・m/4400rpmを発生し、5速MTまたは4速ATのトランスミッションと組み合わせる。駆動機構は2WD(後輪駆動)または4WDの選択が可能だ。また、新エンジンは燃焼効率の向上とエンジン内部のフリクション低減などを図り、優れた低燃費と低排出ガス性能を実現。燃費はアイドリングストップ機能もあわせ、WLTCモードでバン(2WD・5速MT)が12.6km/リットル、トラック(2WD・5速MT)が12.9km/リットルを成し遂げる。その結果、全車で「平成30年基準排出ガス50%低減レベル」およびに「平成27年度燃費性能25%以上達成」を実現した。

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みんなのコメント

15件
  • OEMベースとなるタウンエース/グランマックスもすでに約12年経過するモデル。今回まで作られていたボンゴはそれより古く20年以上経過したモデルだったが、販売は堅調だった。
    荷室寸法や積載量、小回り性能が何より重視されるこの手のクルマ、今回のグランマックスベースでは既存のボンゴユーザーをつなぎ留めるのは難しいだろう。
    現在、グループ企業であるトヨタ、ダイハツ、マツダ、スズキ、スバルで新たな商用車を共同開発できないものかと思う。
  • いやまぁこうなるとは思ってましたけど・・・。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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