ヤマハ発動機株式会社は、10月4~6日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開催される2024年MotoGP第16戦日本GPにレミー・ガードナーをワイルドカード参戦させる。
ガードナーはGYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamからスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)で活躍しているライダーだ。今季においてはMotoGPで第9戦ドイツGPと第10戦イギリスGPにも出場しており3度目の参戦となる。
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チームはヤマハ・ファクトリー・レーシングMotoGPテスト・チームとなるが、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのカラーリングを施したヤマハYZR-M1で走行する。MotoGPマシンでモビリティリゾートもてぎを走るのは2022年以来となるが、Moto2やMoto3時代にも走行経験はある。
ヤマハはホームグランプリに向けて、ファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスを含めた3人体制で挑むことになる。
■関和俊(Yamaha Factory Racing Test Teamリーダー)
「マシン開発は、今年のヤマハのあらゆる動きの中心にあります。エンジニアたちは懸命にハードワークを続けており、今回のガードナー選手のワイルドカード参戦が、プロトタイプパーツの開発やマシン性能向上への取り組みを加速させると確信しています。ガードナー選手はシーズン前半で2戦のレースで、M1用のプロトタイプパーツのテストを成功させています。こうした経験が、怪我により欠場するカル・クラッチロー選手の代役を選ぶときの論理的な理由となりました」
■レミー・ガードナー(Yamaha Factory Racing MotoGP Test Team)
「日本でのレースを前にとてもワクワクしているし、これまでも日本訪問をエンジョイしてきた。しかし日本のメーカーでMotoGPに出場し、日本のファンの前でレースをするのは、いつも以上に特別なことだと感じる」
「ドイツのザクセンリンク、イギリスのシルバーストンに続き、ヤマハが僕を選んでくれたことをとてもうれしく思っている。この2回の出場が、開発プログラムにおいて何らかの役に立ったと感じてくれているのだろう。それだけに今回のもてぎでも成果をあげられるよう頑張らなければならない。ここからはレースが5週間連続する忙しい期間になるけど、僕はいずれにしても毎週のようにバイクに乗っているのですから、何も特別なことではない」
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