メルセデスは、今週末のF1 70周年記念GPで、”無冠の帝王”と呼ばれたスターリング・モスに対する追悼の意を表するため、マシンに特別なロゴを貼ってレースに挑むという。
モスは今年の4月に亡くなり、モータースポーツ界全体から悲しみの声が寄せられた。
モスは1951年のスイスGPでF1デビュー。その後はスポット参戦を繰り返し、1954年のベルギーGPでは3位に入り、初表彰台を獲得した。
1955年にはメルセデスのドライバーとして、F1フル参戦、エイントリーで行なわれたイギリスGPで初優勝を果たした。同年のランキングは2位。以後、同年を含めて4年連続でランキング2位となったが、ついにタイトルには手が届かなかった。F1通算16勝。
モスはF1キャリアの大半で、馬蹄のロゴをつけてレースに臨んだ。この馬蹄には7つの穴が開いており、これは乗馬に精通していたモスとその家族にとって、7がラッキーナンバーであったことに由来している。
メルセデスは、このモスの馬蹄のロゴを、F1 70周年記念GPでルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスそれぞれのマシンに貼ることを発表。チームによれば、この件はイギリスの著名モータージャーナリストであるダグ・ナイの発案によるものであるという。
モスが亡くなった際、メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、次のようにコメントを寄せていた。
「スターリング卿は、我々のスポーツで一世を風靡した人物であり、モータースポーツが危険と勇気、友情に溢れていた時代を生き残ったひとりだった」
「しかし何よりも、スターリングのキャリアは、非の打ちどころのないスポーツマンシップによって特徴付けられており、その面で彼は、自分自身を際立たせることになった。彼はグランプリのドライバーとしても、1955年のミッレ・ミリアの優勝者としても、メルセデスの歴史の中で重要な人物だ」
「二度と彼のような人物が現れることはないと言っても過言ではないだろう」
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