伊ランボルギーニは7月8日、ハイブリッドハイパーカー「シアン FKP 37」のオープントップバージョン「シアン ロードスター」を発表した。
昨年のフランクフルトモーターショーでデビューしたシアン FKP 37は、車名につく「FKP37」が示すように、1937年生誕のブランド中興の祖フェルディナンド・ピエヒへオマージュを捧げる63台限定のハイパースポーツ。6.5L自然吸気V12にモーターを組み合わせた猛牛初のハイブリッドモデルは、およそ3億9,000万円という価格ながらアンベールと同時に完売がアナウンスされていた。
今回、さらに少ない19台限定で生産されるロードスターは、クーペと同じく785hpのV12エンジンに34hpの48Vモーターを組み合わせ、トータル819hpの出力を発揮。リチウムイオンバッテリーよりも強力かつ軽量なスーパーキャパシタをフロントバルクヘッドに搭載することで、ハイブリッド化による重量増を最小限にとどめ、2.0 kg/hpというパワーウェイトレシオを実現している。屋根を取り払っているにもかかわらず走行性能への影響はほとんどなく、クーペと比べ0-100km/h加速は0.1秒ビハインドの2.9秒以下、最高速度はまったく変わらない350km/hをマークするとのことだ。
オープン化によってエンジンフード周りはリデザインされているものの、ランボルギーニはエアロダイナミクスを維持すべく、精緻なエンジニアリングを実施。その結果、フロントスプリッターからリアスポイラーに至るエアフローはほとんど影響を受けていないということで、ドライバーはオープンエアモータリングを何らの妥協なしに満喫することが可能だ。名車「カウンタック」がモチーフのボディライン、ヘキサゴン(六角形)スタイルの6連テールライト、さらには可動式空力デバイスなど、シアンのアイコンはロードスターにも受け継がれており、見る者によってはオープンバージョンにより強いオーラを感じるかもしれない。
価格がクーペより上昇していることは確実と見られるが、シアン ロードスターも既に全台売約済とのことだ。
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みんなのコメント
デザインやスペックも含め、まったくウキウキしないねえ
ごちゃごちゃしてやや気持ち悪い。。