BMWのミニバンのキドニーグリルも大型化！ フルモデルチェンジした２シリーズ アクティブツアラー登場

　この記事をまとめると

■BMW 2シリーズ アクティブツアラーをフルモデルチェンジして発売

■大型化したキドニーグリルやエッジの効いたデザインのLEDヘッドライト採用で精悍な顔つきに

■1.5リッター直3ガソリンターボと2リッター直4ディーゼルターボをラインアップ

　デカグリルで最新BMW顔になった2シリーズ アクティブツアラー

　BMWが2014年に発売した2シリーズ アクティブツアラーは日本でも人気の1台で、日本発売直後の2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したほど。デビュー当時、2シリーズ アクティブツアラーは、BMW初のフロント駆動モデルとして注目を浴びたものだ。

　そんな2シリーズ アクティブツアラーが新型にフルモデルチェンジした。最新のBMWラインアップ同様に大型化したキドニーグリルやエッジの効いたデザインのLEDヘッドライトなどによって精悍さを増した顔つきは、新型2シリーズ アクティブツアラーがそんじょそこらのミニバンとは異なるスポーティな運動性能を持っていることをアピールする。

　リヤにおいては、エグゾーストの排気口を車両下部に隠すことですっきりとしたスタイリングを実現。また、ボディサイドでは、ドアパネルと一体化させたフラッシュハンドルを採用することで、モダンかつスタイリッシュな印象を演出する。

　内装も最新のBMWにアップグレードされており、メーターパネルとコントロール・ディスプレイを一体化させたカーブド・ディスプレイを採用。このカーブド・ディスプレイは、BMWの次世代を担うモデルとして期待されている「iX」で登場したもので、もちろんBMWのコンパクトモデルには初採用。視認性を高めつつタッチ操作による操作性も高めることに成功している。

　また、長らくBMWのユーザーインターフェースとして親しまれていたi-Driveが、この新型2シリーズ アクティブツアラーでは廃止されたのもトピックスだろう。これまでi-Driveが担っていた役割のほとんどは、ステアリングスポーク上に設けられたスイッチとタッチパネル、そして音声ガイダンスのBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントに取って代わられたと見るのが自然だろう。

　とりわけBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは有用で、クルマに話しかけることでさまざまな機能を利用できるのはご存知の通り。新型2シリーズ アクティブツアラーでは、アマゾンのアレクサとも連携しており、映像サービスや音楽サービスを利用できるのも魅力のひとつとなっている。

　ミニバンとしての機能性とBMWとしての走る歓びを両立

　ミニバンの場合、リヤの居住性も重要なポイントとなるが、新型2シリーズ アクティブツアラーではその辺りも万全。大人3人が並んで座っても快適に過ごすことができるだけの余裕あるスペースを確保している。

　リヤシートは最大で130mmのスライドが可能な40:20:40の分割可倒式で、自在のシートアレンジにより、ラゲッジスペースを有効活用することができそうだ。

　また、先進安全機能も充実しており、クルーズコントロールや車線逸脱警告システム、急発進抑制システムやパーキングアシストなどを標準装備。さらにはBMWコネクテッド・ドライブがクルマとユーザー、そしてITネットワークをシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートしてくれる。

　パワートレインは1.5リッター直列3気筒ターボエンジンと2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンのふたつを用意。それぞれ最高出力は156馬力と150馬力、最大トルクは230Nmと360Nmで、ともに7速のデュアルクラッチトランスミッションが組み合わせられ、BMWらしいダイナミックな走りを実現してくれる。

　新型2シリーズ アクティブツアラーは、ガソリンモデル／ディーゼルモデルそれぞれにラグジュアリーな「エクスクルーシブ」とスポーティな「Mスポーツ」も設定され、価格は、ガソリンモデルが418万～447万円、ディーゼルモデルが447万～476万円となっている。

　コンパクトなモデルでありながら人も荷物も載せられる新型2シリーズ アクティブツアラー。走行性能にも磨きのかかったミニバンが欲しいという人におすすめの1台だ。

Comments

鼻の穴が大きくなった？！

乗ってる人見たらBMWのエンブレムが付いてりゃなんでもいいんだろうなーって思う。