スポーツカー同様、最後の時を迎えつつある純内燃機関搭載のハイパワースポーツモデル。実用性とスポーツ性を兼ね備える分、ひょっとすればその「買えない」絶望度はスポーツカーより高めかもしれない。国産7モデルの最新状況を見る!
※本稿は2022年11月のものです。各モデルの納期は執筆時点のものとなります
文/清水草一、写真/ベストカー編集部 ほか
初出/ベストカー2022年12月26日号
スイスポと400Rは4カ月で納車可!! 国産スポーツモデル7台の最前線とは!?
■レクサス IS500 Fスポーツパフォーマンス
レクサス IS500 Fスポーツパフォーマンス
限定500台の「ファーストエディション」は抽選が終了。標準車の販売台数も500台程度と少ないらしく、再び抽選になるのか? いずれにせよ、入手は極めて困難だ。
●レクサス IS500 Fスポーツパフォーマンスの判定
・夢度:75点
・絶望度:△80点
・状況:「すでに極めて入手困難」
・合計:−5点!
■トヨタ GRカローラ
トヨタ GRカローラ
「本年冬頃から抽選予約受付を開始、来年年初から台数限定で抽選販売」と正式リリースされている。競争率は10倍を超えるだろう。ダメモトで申し込むのみ。幸運を祈る。
●トヨタ GRカローラの判定
・夢度:80点
・絶望度:△80点
・状況:「抽選販売決定」
・合計:0点!
■スバル WRX S4
スバル WRX S4
現行S4は、先代よりスペックダウンしたため、あまり人気がないが、乗れば血沸き肉躍る。SPT(スバルパフォーマンストランスミッション)の出来は史上最高。名より実を取れ!
●スバル WRX S4の判定
・夢度:70点
・絶望度:△0点
・状況:「納車待ち3か月程度」
・合計:70点!
■ホンダ シビックタイプR
ホンダ シビックタイプR
月に400台生産・販売される予定だが、受注開始から2日間で数年分(?)が売り切れ、受注停止に。ただ、増産も噂されており、もう買えないわけではなさそうだ。
●ホンダ シビックタイプRの判定
・夢度:100点
・絶望度:△50点
・状況:「受注停止中、数年分売り切れ?」
・合計:50点!
■トヨタ GRヤリス
トヨタ GRヤリス
現在受注停止中。停止前の納期は18か月程度と、絶望的というほどではなかったので、いずれ再開されるはずだが、いつになるか五里霧中。再開されても納車は数年後になりそうだ。
●トヨタ GRヤリスの判定
・夢度:80点
・絶望度:△60点
・状況:「受注停止中、再開不明」
・合計:20点!
■日産 スカイライン400R
日産 スカイライン400R
新型Zの入手が困難になった今、同じエンジンを味わえる400Rの価値は上昇中だ。スカイラインと言えばZと並ぶ超ビッグネーム(だった)。ATしかないが、400Rなら買える!
●日産 スカイライン400Rの判定
・夢度:65点
・絶望度:△0点
・状況:「納車待ち4か月程度」
・合計:65点!
■スズキ スイフトスポーツ
スズキ スイフトスポーツ
国民車に推したいくらい実用性満点、万能なスポーツハッチ。現在の納期は平均3か月程度(2~5か月)と安定している。スイスポは日本の宝だ。それがまだ気軽に買えることに感謝!
●スズキ スイフトスポーツの判定
・夢度:80点
・絶望度:△0点
・状況:「納車待ち3か月程度」
・合計:80点!
■購入をためらうな! 今が最後のチャンスかも!?
スポーツモデルはパワーじゃない。楽しさが一番重要だ。スイスポ最高! まだ取り合いになる気配ナシ
現在のハイパワースポーツモデルの入手困難ぶりは、需給バランスの崩壊による一種のパニック状態と言える。ただ、注文を入れている人の大部分は、スポーツカーに対して潜在的な欲望を持っていたはず。
取り合いになり、値上がり確実となったことで、安心して注文できるようになっただけだ。転バイヤーもゼロではなかろうが、それだけが目的という者は多くなかろう。クルマはモノが大きいだけに、高級腕時計のように手軽には売買できない。
そんな状況でも、上位に並んだモデルたちは、ごく普通の納期で購入できる。ロードスターは世界に誇る日本の名車。スイスポは実用性満点の国宝ホットハッチ。コペンは脱力系オープンスポーツ。WRX S4とスカイライン400Rは、乗れば納得のハイパワースポーツセダンだ。
コペンも、乗ると笑っちゃうくらい楽しい。肩肘張らずにただ流すだけで楽しいクルマはステキだ! 発想を転換しよう
この5台だけでも実に個性豊か。世界を見渡しても、これだけ多彩なスポーツカーを生産している国は日本しかない! ありがたいじゃないか。
思えば、これら上位のモデルたちも、いつ入手困難になってもおかしくない。いま買っておかないと、いずれ買えなくなるかもしれない。そうなる前に買っておいたほうがいい! 今が最後のチャンスかもしれないのだ。
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みんなのコメント
速さとか関係なく、日本が世界に誇れる車だと思う。