アルガルヴェ・サーキットで行なわれている2021年のMotoGP第3戦ポルトガルGP。そのフリー走行3回目が行なわれ、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)がトップタイムをマークした。
サーキット上空は初日の曇りがちな天候からは一転し、雲ひとつ無い好コンディション。各ライダーは予選組分けの決定される終盤のアタックに向け、序盤から積極的な走行を重ねた。
■マルク・マルケス、復帰初日に驚きの6番手。「予想より良い。腕がどう反応するかが鍵」
なおFP3終盤にはホルヘ・マルティン(プラマック)がターン7で激しくクラッシュ。マルティンはグラベルから動くことができず、結果的にレッドフラッグが掲出され、セッションは残り4分ほどで一時中断。マルティンはメディカルセンターへと移されてFP3は再開されたが、終盤のアタックはコースが混雑した状況で行なわれることになった。
FP1~FP3を通じた総合トップタイムを記録したのはクアルタラロ。セッション終盤に記録した1分39秒044が最速タイムとなった。チームメイトのマーベリック・ビニャーレスは総合10番手でなんとかQ2直接進出の圏内に入った。
総合2番手はペトロナス・ヤマハSRTのフランコ・モルビデリ。彼は初日から大きくタイムを改善し、クアルタラロと僅差の1分39秒095をマークしている。なおバレンティーノ・ロッシは14番手でQ1スタートとなった。
総合3番手は初日トップタイムのフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)。チームメイトのジャック・ミラーも6番手でQ2へ駒を進めている。
スズキはアレックス・リンスが5番手でQ2進出を決めているが、昨年王者のジョアン・ミルは12番手でQ1からの出走となってしまった。
ルーキー勢で活躍を見せたのはルカ・マリーニ(エスポンソラマ)。終盤に一気にペースを上げてくると、1分39秒600をマークし7番手に食い込んだ。
また昨シーズンこのアルガルヴェで勝利を挙げたミゲル・オリベイラ(KTM)は最終的に9番手タイムをマークし、なんとかQ2進出を成功させた。
LCRホンダの中上貴晶は、初日にホームストレートで激しくクラッシュしてしまい、その影響で痛みがあると語っていたが、FP3ではコースへ序盤から向かっていた。ただその後ピットで中上は軽い診察を受けており、セッション残り10分頃になるまで一時はピットから姿を消していた。
中上は終盤に一度コースへ戻ったものの、レッドフラッグが解除された後はコースへ出ずにセッションを終え、総合21番手タイムとなった。またチームメイトのアレックス・マルケスはラストアタック時にハイサイドを喫しクラッシュ。タイムを更新できず11番手でFP3を終えた。
今戦がMotoGP復帰戦となるマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は1分39秒945で15番手タイム。9ヵ月ぶりの予選はQ1スタート組となった。
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