愛車を手放す時に差が出る装備ベスト3
text:Kentaro Nakagomi(中込健太郎)
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新車時の楽しみ。どんな装備を付けておけば良いのかを考えるのもその一部かもしれません。
もちろん、不要なものは付けなくてよいですが、後々、例えば手放す時に付けておいた方が良い装備とかはあるのかな? と気になる方は少なくないようです。
どうせつけるなら、手放す時に差が出る装備ベスト3、ご紹介していきましょう。
有償オプションカラーコーディネート
クルマには様々な内外装のカラーリングが用意されています。しかしその中には有償特別塗装色があったりします。要はオプションカラーなのです。
どうしてもそういうカラーは敬遠されがちです。高級車などでは購買層もあまりエクストラコストに神経質ではない場合もあるので、人気色不人気色というだけの違いになったりもしますが。
基本的には「後付けが難しい装備」は売却時もプラス査定になることが多いです。
ただし、このカラーに関しては、オプションでもあまり奇抜な配色で、個人的な趣味性を反映させた特注塗装などは、いくら有償でなおかつ高額であったとしても、手放す際に、その流通における流動性に難ありと判断されるようなケースではマイナス査定になることもありますので注意しましょう。
純正ホイール 新車の方が得することも
クルマのホイールは脱着できます。したがってオプションのホイールは、後からでも交換することが比較的かんたんなオプションではあります。が、やはり有利な面はあるようです。
社外品も含めてアルミホイールは個別に装着することは可能です。新車で買ったクルマが、その時点でモデルチェンジ等していなければ、ディーラーで購入することも可能ではあるでしょう。
しかし、新車時にオプションでホイールをオーダーすれば、標準装着のものと入れ替える形で装着されるため、比較的安価で済むというメリットがあります。
それを中古車の状態で、例えば新品を購入するとなれば、用品として新品のアルミホイールを、普通に4本新規に購入しなければなりません。
結果的に、この時の費用は新車時に装着するよりも高額になってしまうのです。
また、そうしたホイールは、カタログの写真や、広告でも登場します。素材が軽かったり、凝ったデザインのものも多いです。
イメージ的についていた方がいいと思うユーザーも比較的多いものです。
もし、どうしようか迷っているのであれば、新車オーダー時に付けておいた方が良いもの。それが純正アルミホイールだと言えるかもしれません。
サンルーフ 後付けしにくい代表格
最近では喫煙者も減り、もともと愛煙家向けの装備とされてきた面もあるサンルーフを、付ける人も減少している傾向にあります。
そもそもサンルーフを設定しているクルマも以前に比べて減っている傾向にあるようです。
しかし、後付けしにくいオプションの代表格ではないでしょうか。
後付けできる社外品もないわけではありません。しかし屋根に穴をあけて加工することは、中古車の査定の観点では極めて低い評価にならざるを得ません。
実際品質も機能も見た目も、標準装着品にはかないません。
また、中古車を買う際に、装着されているクルマがあれば購入できますが、無ければあきらめなければいけないのです。
新車でオーダーした皆さんは、装着しようかどうしようかの「選択」をされるのだと思いますが、中古車でサンルーフ付きに出会えるかどうかは「ご縁」であり、オーバーに言えば「運命的」なことだとも言えるのです。
いまや中古車の行先は日本国内だけではありません。海外ではサンルーフの人気が依然高い地域もあります。
カタログではオプション設定されているものの、どうしようか迷うのであれば、是非装着しておくことをおススメします。
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