現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > BMW新型「2シリーズ・アクティブツアラー」日本発売 218 i、218 dのサイズ/内装を解説

ここから本文です

BMW新型「2シリーズ・アクティブツアラー」日本発売 218 i、218 dのサイズ/内装を解説

掲載 1
BMW新型「2シリーズ・アクティブツアラー」日本発売 218 i、218 dのサイズ/内装を解説

2代目にフルモデルチェンジ

画像は日本仕様と異なるグレードのものを含みます。

【画像】Tクラス/Bクラス/新型2シリーズ・アクティブツアラー【細部まで比べる】 全98枚

BMW日本法人が、「BMW 2シリーズ・アクティブツアラー」の新型を発売した。

MPVモデルのような室内空間、機能性、安全性を融合し、2014年に初代が登場した2シリーズ・アクティブツアラーは、日本ではメルセデス・ベンツBクラスと市場を争ってきた。

初代は、BMWブランド初となる前輪駆動(FF)ベースのパワートレインを採用。スペース効率に注目し、ファミリー層を顧客に取り込むことに貢献した。

2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、数少ない実用的なサイズの輸入MPVとして受け入れられている。

新型は、キドニーグリルを強調する近年のBMWのデザイントレンドを取り入れフロントフェイスを刷新。

都会が似合うMPVの2代目は、どのような進化を遂げたのか確認していこう。

サイズはどう変わった? 

新型2シリーズ・アクティブツアラーのボディサイズは、全長4385×全幅1825×全高1580mm。

従来型に比べて全長が10mm、全幅25mmがプラスされ、全高は30mm低くなっている。ホイールベースは2670mmで変更がない。

新型のデザインは、大型化したBMW伝統のキドニーグリルが最大の特徴。よく見ると八角形を象っており、従来型と異なる存在感を放つ。

MPVとはいえスポーティな印象を漂わせているのは、両サイドに流れるようなアダプティブLEDヘッドライトの効果だろう。ボディサイドは、ドア・ハンドルをフラッシュ・ハンドルとし空力特性にも配慮した。

リアは、ワイドかつパワフルなデザインで、排気口を車両下部に隠すことでスタイリッシュにまとめている。

なお、7人乗り仕様として親しまれてきた「2シリーズ・グランツアラー」については、新型に関する情報がアナウンスされていない。

内装 カーブド・ディスプレイとは

新型のインテリアは、BMWのコンパクト・クラス初となるBMWカーブド・ディスプレイを採用し、新たな時代の到来を告げる。

カーブド・ディスプレイというのは、メーターパネルとコントロール・ディスプレイを一体にして大型化したもの。運転席側に傾けることで視認性を高め、タッチ操作による操作性をアップしている。

また、シフトレバーを廃止しつつ、センター・アームレストに操作系を全て納めることで、モダンな印象になった。

センター・コンソールにはQi対応機器(スマートフォンなど)を置けるので、充電などの利便性を高めている。

リアは、大人3名が座れる空間を確保するとともに、40:20:40分割可倒シートの採用により、ラゲッジスペースを有効活用。

後席に3名が乗車した状態でも、リアシートを最大で130mm前に出すことにより荷室を拡大できる。さらに、前に出さなくとも背もたれを直角でき、荷室容量を90L拡大できるのも実用面のポイントとなるだろう。

ガソリン/ディーゼル/ADASについて

新型2シリーズ・アクティブツアラーの日本仕様は、ガソリン仕様の「218 i」、ディーゼル仕様「218 d」という2種類がローンチ・ラインナップとなる。 

ガソリン仕様は、156ps/23.5kg-mを発揮する1.5L直3ツインパワーターボに、7速DCTが組み合わされている。WLTCモード燃費は14.1km/L。

ディーゼル仕様は、150ps/36.7kg-mの2.0L直4ツインパワーターボで、やはり7速DCTを組み合わせた。WLTCモード燃費は19.5km/Lを達成している。

ADAS機能については、高性能カメラ&レーダー、高性能プロセッサーにより精度と正確性が向上。ACC、車線変更警告、車線逸脱警告、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付き)、クロストラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を標準装備。

さらにパーキング・アシスタントも標準装備され、車速35km/h以下で直前に前進したルートを最大50mまで正確に戻るリバース・アシスト機能を採用した。

また、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、自然な会話でドライバーの指示・質問を理解し、機能やサービスを起動。「OK BMW」だけでなく「2シリーズ」と車両に話し掛けることで、車両の操作・目的地の設定などが可能だ。

価格/ラインナップは?

新型2シリーズ・アクティブツアラーの日本価格は下記のとおり。

納車は、2022年6月以降を予定している。

218 iアクティブツアラー:418万円
218 iアクティブツアラー・エクスクルーシブ:447万円
218 iアクティブツアラーMスポーツ:447万円

218 dアクティブツアラー:447万円
218 dアクティブツアラー・エクスクルーシブ:476万円
218 dアクティブツアラーMスポーツ:476万円

新型2シリーズ・アクティブツアラー スペック

BMW 218iアクティブツアラー・エクスクルーシブ

価格:447万円
全長×全幅×全高:4385×1825×1580mm
ホイールベース:2670mm
0-100km/h加速:9.0秒(欧州値)
車両重量:1530kg
車両総重量:1805kg
パワートレイン:1498cc直3ターボ
最高出力:156ps/5000rpm
最大トルク:23.5kg-m/1500-4600rpm
燃料消費率:14.1km/L(WLTC)
タンク容量:54L
タイヤサイズ:205/60R17
荷室容量:470L(最大:1455L)

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【最新モデル試乗】期待のストロングHV登場! SUBARUクロストレックS:HEVの実力
【最新モデル試乗】期待のストロングHV登場! SUBARUクロストレックS:HEVの実力
カー・アンド・ドライバー
新車198万円! スバルの全長4.3m「“7人乗り”ミニバン」が凄い! 得意な「AWD×水平対向エンジン」採用しない“謎のモデル”に注目! 意外な「小型ミニバン」誕生した理由とは
新車198万円! スバルの全長4.3m「“7人乗り”ミニバン」が凄い! 得意な「AWD×水平対向エンジン」採用しない“謎のモデル”に注目! 意外な「小型ミニバン」誕生した理由とは
くるまのニュース
トヨタ世界初!謎の「“パイ”エース」に大反響! 屋根なし&12人乗りに「成人式仕様みたい」「オトナも楽しめそう」の声! “マル秘システム”搭載の「ハイエース」がスゴイ!
トヨタ世界初!謎の「“パイ”エース」に大反響! 屋根なし&12人乗りに「成人式仕様みたい」「オトナも楽しめそう」の声! “マル秘システム”搭載の「ハイエース」がスゴイ!
くるまのニュース
頑張れ日産! フェアレディZの2025年モデル発表、あわせて新規注文を再開!
頑張れ日産! フェアレディZの2025年モデル発表、あわせて新規注文を再開!
カー・アンド・ドライバー
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
ベストカーWeb
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
ベストカーWeb
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
Merkmal
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
ベストカーWeb
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
ベストカーWeb
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
ベストカーWeb
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん? 
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん? 
ベストカーWeb
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
ベストカーWeb
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
ベストカーWeb
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
ベストカーWeb
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
Auto Messe Web
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
AUTOSPORT web
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
AUTOSPORT web

みんなのコメント

1件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.0360.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.0155.0万円

中古車を検索
MPVの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

250.0360.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

14.0155.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村