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カウンタックをオマージュした「ランボルギーニ ウラカン スーパートロフェオ EVO2」発表! 【動画】

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カウンタックをオマージュした「ランボルギーニ ウラカン スーパートロフェオ EVO2」発表! 【動画】

Lamborghini Huracan Super Trofeo EVO2

ランボルギーニ ウラカン スーパートロフェオ EVO2

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2022年に14シーズン目を迎えるスーパートロフェオ

ランボルギーニのモータースポーツ部門スクアドラコルセは、最新ワンメイクレース用モデル「ウラカン スーパートロフェオ EVO2」を公開した。エアロダイナミクスが徹底的に追及され、デザイン部門のチェントロスティーレによる美しいフォルムと完璧な調和を実現。この史上最強のワンメイクレーサーは、14シーズン目を迎えるランボルギーニ・スーパートロフェオに2022年シーズンから導入される。

ランボルギーニの社長兼CEOであるステファン・ヴィンケルマンは、ウラカン スーパートロフェオ EVO2について次のようにコメントした。

「ペブルビーチで初代ウラカン スーパートロフェオを発表してから7年が経過し、スクアドラコルセはその歴史に新たな“チャプター”を加えることになりました。今やウラカンはランボルギーニにとって、ブランド史上最高のベストセラーのひとつとなっています。スーパートロフェオはその成功を後押ししている存在です」

500台目がラインオフしたワンメイクレーシングカー

2009年のスーパートロフェオ開始以来、のべ950名のドライバーがガヤルド/ウラカンのスーパートロフェオ仕様をドライブ。世界中の有名サーキットを舞台に行われたレース時間は、実に310時間を超えている。ランボルギーニのチーフ・テクニカル・オフィサーのマウリツィオ・レッジャーニは、今回のアップデートについて次のよう説明した。

「スーパートロフェオは、ロードカーとGT3仕様の両方にとって、技術的・空力的なアップデートにおいて最高のテストの場です。今回のウラカン スーパートロフェオ EVO2の導入によって、我々は新たな一歩を踏み出しました。2021年4月、400台目のウラカン スーパートロフェオがラインオフしましたが、EVO2の投入によってあと数年で500台に到達するでしょう」

今後導入されるスタイリングエレメントを先行投入

エアロダイナミクスとデザインは、スクアドラコルセとチェントロスティーレが最も集中して取り組んできた分野だ。特にエクステリアの美しさは、ウラカン スーパートロフェオ EVO2の最も注目すべきポイントだろう。今後、数年内にロードカーに採り入れられる予定のスタイリングエレメントが先行して導入されている。

フロントエンドは先代EVOから特に大きく変化した。新形状六角形デザインを採用した高輝度フルLEDライトクラスター、カーボンファイバー製フィンと一体化した特徴的な「オメガ・リップ」が、先に登場したウラカン STOとのスタイル上のつながりを強調する。また、エアカーテンインテークが新たに採用され、エアフローをボディ側面に密着させてダウンフォースレベルを最適化している。

カウンタックをオマージュしたリヤセクション

カーボンファイバー製大型ウイングが印象的なリヤセクションは、ミニマリズムと軽快さからインスピレーションを得ている。新しいリヤのLEDライトクラスターのフレームは、カウンタックのデザインへのオマージュであり、アーチ型カーボンファイバー製バンパーによって効率的に支えられている。また、ホイール後方の空力パーツと再設計されたディフューザーフィン形状がリヤセクションの空力レベルを最適化した。

ランボルギーニのデザイン部門トップを務めるミティア・ボルケルトは、今回のエクステリア変更について次のように説明する。

「ウラカン スーパートロフェオ EVO2のプロジェクトに取り組んだとき、私たちはすぐに『Racing in style』というコンセプトを思い浮かべました。つまり、ウラカンのレース仕様が持つ分かりやすいアグレッシブさと、ランボルギーニのDNAであるクラシックなスタイルの特徴を組み合わせたのです。さらに、次の時代のロードカー用デザイン要素を部分的に先取りしています」

パワーユニットは従来通りの自然吸気5.2リッターV10を搭載

ボディワークの多くの部分に革新的な技術が採用されており、従来のプラスチック素材はカーボンファイバーに置き換えられた。また、リヤフェンダーはサイドスポイラーの一部を含む単一エレメントで構成し、外装パーツの連続性が最適化されている。

スクアドラコルセが開発したブレーキシステムは、スチール製フロントディスク径を380mmから390mmに拡大。ブレーキキャリパーも刷新し、表面積が拡大されたパッドが組み合わされたことで、制動性能だけでなくライフサイクルも延長されている。

パワーユニットは従来と変わらない最高出力620hpを発揮する5.2リッターV型10気筒自然吸気ガソリンエンジンを搭載し、Xトラック製6速シーケンシャルギヤボックスを介して後輪を駆動する。

2022年から現行モデルのアップデートキットも発売

ランボルギーニのモータースポーツ部門トップのジョルジョ・サンナは、パフォーマンス面に関して次のように語る。

「スーパートロフェオは、若い才能のあるドライバーからジェントルマンドライバーまでがドライブします。ランボルギーニのカスタマーレーシングのコンセプトのベースとなるモデルです。ランニングコストに細心の注意を払いながら、より魅力的なドライビングエクスペリエンスの提供を目的として開発されました」

ウラカン スーパートロフェオ EVO2は、フランスのル・カステレ・サーキットで開催されたランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパの第2戦で一般公開された。ヨーロッパ市場での価格は25万ユーロで、2022年初頭から発売される専用キットによってウラカン スーパートロフェオ EVOからアップデートすることもできる。

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