この記事をまとめると
■ジープ・ラングラーは頻繁に特別仕様車を投入
20代の普通の若者が800万円の新車を買ってるだと!? JEEPディーラーに突撃したらラングラーがバカ売れする理由がわかった
■その理由を販売店に聞いた
■三菱デリカD:5にも似たような傾向が見られる
ラングラーからラングラーに乗り換える人も多い
ジープ・ラングラーは、特別仕様車を頻繁に投入している。2022年も8月、9月、12月という具合に発売した。なぜジープ・ラングラーには特別仕様車が多いのか。販売店に理由を尋ねた。
「ジープ・ラングラーは、中古車市場でも人気が高い。お客様が数年にわたって使われた車両でも、高値で売却できる。このリセールバリューが注目され、今まで使ってきたラングラーを下取りに出して、改めて新車のラングラーに乗り替えるお客様も多い。この時に必要なのが特別仕様車だ。新しいボディカラーを採用したり、ソフトトップの電動開閉機能を標準装着するなど、従来のラングラーとは異なる特徴を持たせた。そのために従来型から新車に乗り替えたことによるお客様の満足度もさらに高まる。今では1年に数回、ラングラーの特別仕様車が投入され、シリーズ化されている」
特別仕様車を頻繁に投入すると、一般のグレードが売れなくなったりしないのか。この点も尋ねた。
「特別仕様車の生産台数は少ない。1つのモデルについて150~200台といった数字になる。これを全国の販売店に割り当てるから、1店舗当たりの販売台数はさらに減る。人気の高い特別仕様車の場合、一般のお客様が購入するのは難しく、今までジープに乗られてきたお客様が主な対象になることが多い」
日本車では同様のことがデリカD:5に当てはまる
同様のことが、日本車ではデリカD:5に当てはまる。現行型の発売は2007年だから、今では12年を経過したが、売れ行きはあまり下がらない。2022年1~11月も、1カ月平均で約1400台を登録した。三菱の小型/普通車ではもっとも多い。
販売店では以下のように述べた。
「デリカD:5は、ミニバンとSUVを融合させたクルマで、独特の価値を備えているから人気が根強い。中古車を希望するお客様も多く、その価格は高値安定型だ。従ってデリカD:5を売却する時の金額も高まり、2回以上乗り替えるお客様も多い」
以上のようにジープ・ラングラーとデリカD:5は、両車ともにほかの車種では得られない独特のボディスタイルや機能を備えている。そこが人気を高めると、高値の売却も可能になり、少し時間が経過すればフルモデルチェンジを行っていなくても乗り替えを提案できる。
この時に新しい特別仕様車が投入されていると、今まで乗ってきたグレードとは仕様が異なるから、ユーザーも乗り替えやすい。デリカD:5も同様で、改良は行わなくても、特別仕様車を1年に1車種は投入している。
一般的に価格の割安な特別仕様車は、その車種の売れ行きが下がった時に、販売をテコ入れする目的で設定することが多い。しかしジープ・ラングラーやデリカD:5は、同じ車種を数回にわたり購入してもらうために用意する。目的が異なるわけだ。
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みんなのコメント
デザインが好きだし、高いけどいやらしくない。
チャージャーやチャレンジャーなんかも昔から多かった。