ディーラー車の73カレラ 現オーナーは76年入手
ポルシェ・ファンにとって永遠の1台といえるのが、1973年ポルシェ911カレラRSこと「73カレラ」だろう。ホモロゲート・モデルという背景と走りを突き詰めたメカニズムが好き者を魅了する。
『三和モノ73カレラ ポルシェ911カレラRS、高額落札』すべての画像をみる
そして排気ガス規制や衝撃吸収バンパーなどの安全対策を受ける前の、純粋に速さを追ったスピリットを持つ最後のモデルでもある。
73カレラは世界的な人気モデルで、販売のメインとなった一般オーナー向けの「ツーリング」でも生産台数は1308台に過ぎない。当時日本の輸入総代理店だった三和自動車が輸入した73カレラはわずか13台だけで、すべてが「ツーリング」だったという。
このシャシーナンバー9113600924は、1973年に三和自動車が輸入した13台の内の1台で、グランプリ・ホワイトのボディカラーに、サイドレタリングとホイールはブルーという組み合わせ。ファースト・オーナーに納車されたが、その後三和自動車に戻り1976年に北海道に住む現オーナーが走行9000kmの状態で購入。以来43年にわたって所有していたもの。
1992年にオールペイントが施されたこともあり、オリジナル度の高い良好なコンディションを保っていた。
もちろんシャシーナンバー、エンジン・ナンバー、ギアボックス・ナンバーはマッチングしている。また取り扱い説明書や車載工具はすべてが揃っており、さらには買い集めてあったスペアパーツも付属する。その入札は、やはり熱い闘いとなった。
入札はヒートアップ 落札価格は?
今回のオークションでNSX-Rとともに主役格となった73カレラは、プレビューの時から注目を集めていた。
会場には前オーナーも姿を見せ、入札者の質問に愛好家ならではの経験に基づいた答えや親身なアドバイス、過去のメンナンスやエピソードを伝えていた。
また車両の横には43年間に撮影された写真も飾られ、こうした援軍もありオークションは3800万円からスタートすると熱い入札が続きこの日一番の長期戦となった。
最終的に予想落札額の4000~5000万円を大きく上回る6620万円(手数料込7282万円)で決着。世界的にはピーク時に1億円近くまで上がったものの、バブルが弾けてからは5000万円程度で落札されているが、この73カレラは新車で日本に入ったというヒストリーとオーナーの心意気が評価されたようだ。
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