フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、フランスGPの決勝レースでバルテリ・ボッタス(メルセデス)と接触し、ピットインを行って隊列後方まで沈んだにもかかわらず、最終的に5位までポジションを上げたことに驚いたと明かした。
ベッテルは、オープニングラップにターン1でバルテリ・ボッタス(メルセデス)と接触。その直後にピットインを強いられ、隊列の後方に沈んだ。オープニングラップではその他にもインシデントが発生し、セーフティカーが出動したため、ピットでフロントウイングを交換したベッテルのロスは最小限に止められた。
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彼は接触の責任を問われ5秒ペナルティを科されたが、最終的には5位でレースを終えた。
後方からの追い上げについてベッテルは、「僕は明らかにそんなポジションにはいなかったし、正直驚いている」と話した。
「かなり強い向かい風の中で走らなければならなかった。トラックの東側から西側のロングストレートに向かって風が吹いていたんだ」
「ストレートの後半ではゲインがあったから、とても役に立った。(風によって)とても強くマシンが引っ張られた」
「もし風の吹く方向が逆だったら、もっと苦労していただろう」
ウルトラソフトタイヤでレースをスタートしたベッテルは、オープニングラップでピットインした際にソフトタイヤに履き替え、残りの52周を走り切ろうと試みた。
ピレリは、フランスGPに通常よりもトレッドの薄いタイヤを持ち込んでいた。というのも、グランプリの会場となったポール・リカールでは路面の再舗装が行われており、オーバーヒートが懸念されたことが理由である。このタイヤはバルセロナでも使用されており、今後はシルバーストンでも導入されることが決まっている。
フェラーリはスペインGPでこのタイヤに苦労していたものの、ベッテルはフランスGPでのパフォーマンスに満足していた。結局ベッテルはレース終盤に2度目のピットストップを行い、もう一度ウルトラソフトに交換した。なおその直前にはボッタスも2回目のタイヤ交換を行っていた。
「僕らの戦略は良かった」とベッテルは語った。
「それにタイヤにも問題はなかった」
「キミ(ライコネン)は(上位の)グループについていくことができていた。つまり、僕らの戦略が良いものであったということだ」
「彼はウルトラソフトで30周以上も走っていた。僕はオープニングラップ以降別のレースをしていたから、僕がそれをできたかどうかはわからない」
「バルセロナよりだいぶ良くなっていた。僕らは改善できた。違う結果が欲しかったけど、僕たちは前進していく」
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