この記事をまとめると
■事故の可能性が高いとされる車種ほど保険料は高額になる
安心のためには「必須」だが若者には凄まじい「負担」! 任意保険を「安く済ませる」ための「加入方法」と「裏技」
■かつてはスポーツモデルなどが高いとされていた
■しかし今では意外な車種が高額となっている
保険料が高い車種に変化!
ある日系メーカー系新車ディーラーの店頭でセールスマンと話をしていると、自動車保険(いわゆる任意保険)の話になった。セールスマンによると、最近は意外なモデルの保険料が高くなっているとのこと。高齢ドライバーの所有が目立ち、ペダルの踏み間違いが理由とされ、コンビニエンスストアなどの店舗に突っ込んだりする事故は、たびたびテレビニュースで取り上げられているが、そのような高齢ドライバーの所有の多い、世間的には“おとなしい”とされるモデルのなかに保険料の高めなモデルが目立ってきている。
事情通は「テレビニュースで取り上げられる事故はほんの“氷山の一角”ということです。単独だけではなく、相手のいる物損や人身事故も含めかなり頻繁に起きているようで、保険が使われるケースも当然多くなり、保険料が高まっているようです」とのこと。高齢者だけではなく、多くのドライバーが毎日にように運転する軽自動車も保険料はけっしてお得ではないとのことだが、それだけ保険を使った修理などが多発しているようである。
筆者が若いころでは、若者が峠を攻めるなどして走りを楽しむクーペなどのスポーツモデルほど事故発生が多く、保険料の高いクルマの代表格となっていたのだが、いまやスポーツクーペ自体が希少な存在になっているし、所有年齢も高くなり、コレクターアイテムのように大切に乗っている人が多いため、目立って事故が多いというわけでもなくなってきているようだ。
そのほかにもセールスマンは興味深い話をしてくれた。
エアロ系より標準のほうが保険料が高い車種も
「弊社で扱っている車種のなかに、押し出しの強い顔つきのエアロ系シリーズと標準シリーズのあるミニバンがあります。皆さんの一般的なイメージからすれば、エアロ系シリーズのほうが事故は多く保険料が高いような印象もあるでしょうが、じつは標準シリーズのほうが保険料は高めとなっています」。
個々人の契約条件などにより事情は異なるが、標準車はレンタカーや社有車としての需要も多いし、やはり高齢ドライバーも比較的多くなるので、保険を使うケースが多くなり、それが保険料に影響を与えているようである。
ちなみに保険料算定の基準のひとつ“保険料率クラス”がどうなっているのかをランダムに車種を選んで調べると、意外な車種の保険料率クラスが高くなっており、驚いてしまった。
任意保険の保険料は、若いひとほど事故発生リスクが高いとして高めに設定され、その負担の重さがかえって若者の“クルマ離れ”を助長しているとされている。一方で、長い間任意保険に加入し、保険料割引率もマックスレベルまできていて保険料負担の軽い高齢者の起こす事故が多く保険料が高くなっているというならば、若者が高齢ドライバーの事故の分まで負担を担っている、そんな皮肉な話にも思えてくる。免許制度では高齢ドライバー対策はあの手この手で進んでいるが、任意保険の世界もそろそろ高齢ドライバーを意識した制度の見直しを本格化させる時期にきているのではなかろうか。
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みんなのコメント
とにかく、高齢化社会で、クルマがバンバン売れるわけも無く、保険も減少して行くパイの奪い合い。料率上げるのも限界もあるだろうし、昔のアメリカみたいに、保険が高過ぎてクルマが売れないと言う悪循環に既に入ったかもね。