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メルセデスF1への移籍確実と言われるラッセル、イギリスGPでの契約発表のうわさを否定

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メルセデスF1への移籍確実と言われるラッセル、イギリスGPでの契約発表のうわさを否定

 2022年にメルセデスに移籍することがほぼ確実と広くうわさされているジョージ・ラッセルが、来季契約は結んでおらず、今週末のF1第10戦イギリスGPでの発表の予定もないとコメントした。

 メルセデスはルイス・ハミルトンと2022年から2年にわたる契約を結んだことを7月3日に発表、チームメイトを誰が務めるのかに関心が集まっている。候補はすでにメルセデスでの5年目を迎えているバルテリ・ボッタスと、メルセデスのジュニアドライバーで現在ウイリアムズで走るラッセルだ。しかしメルセデスはラッセルを選んだと考える者が多く、彼のホームグランプリであるイギリスGPに契約が発表される可能性もあるとささやかれてきた。

ボッタス、万が一メルセデスのシートを喪失した場合は「他の選択肢を考える」と主張。F1を離れることは考えず

 これを受けてラッセルは、F1が今週発表したポッドキャスト『F1 Nation』において、うわさを否定する発言を行った。

「僕は5年か6年前にメルセデスと契約した。それは100パーセント事実だ。メルセデスが僕の面倒をみてくれていることは誰もが知っている」とラッセル。

「来年どこで走るかについては、いかなる書類にもサインしていないし契約もしていない。シルバーストンでは何も発表されない。そのことはお知らせしておく」

 トト・ウォルフ代表は、ハミルトンとの契約延長を発表した際に、チームメイトについての本格的な検討はこの夏に行う予定だと述べた。

「決断は夏の間に行う予定だ。まずはジョージおよびバルテリと話し合いを行い、シーズン終了前にこの件をはっきりさせる」

 元F1ドライバーで現在『Sky Sports F1』の解説者を務めるマーティン・ブランドルは、先週、イギリスGPはメルセデスのラッセルとの契約発表において「完璧な場所」だと語っていた。ブランドルは、メルセデスがラッセルを選択するであろう理由について次のように述べている。

「メルセデスを運営している人間にとっては、ルイスが2年か3年か4年後に引退した時、世界選手権を獲ることをバルテリ・ボッタスに求めたい」

「だが、それは考えにくい。本当はこんなことは言いたくない。バルテリは素晴らしいドライバーであり、ルイス・ハミルトンのような強力なドライバーに対して、非常にいい仕事をしていると思う」

「だが、ルイスがいなくなった時、バルテリが代わりに他を圧倒する強さを発揮すると本当に言えるだろうか?」

「従って、私はメルセデスは若いドライバーを起用する必要があると考える。いずれ新しいチームリーダーになるような人物だ」

 現在23歳のラッセルは2019年にウイリアムズからF1にデビュー、競争力の乏しいマシンで戦いながら、実力を示している。2020年サクヒールGPでは、新型コロナウイルスに感染したルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスで走り、予選2番手から決勝をリード。ピット作業のミスとタイヤのパンクにより勝利には届かなかったが、見事な走りを見せた。2021年オーストリアGPでは、ミディアムタイヤでQ3進出を果たしており、予選での速さも高く評価されている。

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