この記事をまとめると
■東京オートサロン2023のHKSブースの展示内容を紹介
日本を代表するチューニングメーカーがEV事業に参戦! HKSがバッテリー交換式EV小型トラックを用いた配送実証をスタート
■創立50周年で逸話のある過去のレースマシンや最新カスタム車両を2カ所に分けて展示
■今後は電動化に向けた新たなカスタムパーツの展開も視野に入れている
総合チューニングメーカーとしての歴史を凝縮したブース内容
チューニングパーツメーカーとして有名な会社のひとつである「HKS」。今回の展示コンセプトは「Tune the Next」という改造する行為自体のその先を見据えることをテーマに、2カ所で展示が行われていた。しかも、周回コースをイメージしたブース展開という面白い趣向。順を追って紹介しよう。
まず、HKSが手がけるチューニングパーツを装着したモデル4台を展示。
登場したての日産フェアレディZのカスタム車両は、カーボンパーツを随所に使用して、エンジンのブーストアップもするなどのひと通りのチューンが行われている。
また、GR86が2台展示されているが、白いGR86にはスーパーチャージャーが搭載されており、パワーとトルクを重視したチューニングを行っている。
ちなみにボディキットのサイドパネルは、後半で紹介する筑波タイムアタック車両と同様のカスタムパーツを使用しており、空力面での実用性も兼ねたパーツだ。
一方、黒いGR86はあえて自然吸気のままで、パワーだけではなくクルマとの一体感を重視したセットアップが施されている。どちらもコンプリートキットを世界限定3セット用意しており、白いGR86は350万円、黒いGR86は230万円。HKSの渾身のチューンを体感できるパッケージ内容となっている。
さらには、アバルト595 コンペティツィオーネのカスタム車両も展示しており、国産車だけでなく輸入車も手がけることを強調していた。
幻のF1マシンに最新タイムアタックマシンまでを一気に展示
そして右手側のブースでは50周年のこれまでの歩みを象徴する展示内容になっていた。
かつてF1に参戦しようと、先代社長が開発を進めていたF1マシンは、搭載されていたエンジンも同時に展示されている。
続いては、パイプフレームで製作された70スープラのドラッグレースマシン。当時で850馬力もの性能を発揮するマシンだった。
さらに、自社で開発していた二輪用エンジンを搭載したオートバイも展示されており、創業した当初のころの話がパネルとともに紹介されていた。
続いてのR32GT-Rはお馴染みだろう。自社開発したチューニングパーツを装着してワークスチームと熾烈な争いをして参戦2年目の第三戦で優勝したグループA時代のレースマシンだ。
グループAのGT-Rの前に並ぶGR86は、58秒台を記録した筑波サーキット専用のタイムアタックマシン。
そして、昔のクルマに現代の技術を用い、究極のR32GT-Rを生み出すプロジェクトとしてホワイトボディとRB26エンジンが展示されていた。R32GT-Rのホワイトボディは、コンプリートカーを作成する際にテストしていた車両を今回のプロジェクトのために使用しているという。
その他にも、これまでに手がけた人気のチューニングパーツであるサスペンションや燃料調整を純正コンピューターの書き換えをすることなく行える「F-CON」などの歴代商品も展示。
また、50周年の会社の歩みを縦長のタッチスクリーンで学ぶことができる展示も行われており、来場者が熱心にスクリーンを見ている姿が見受けられた。
ブース内には創業50周年を記念したグッズも販売されており、来場者が詰めかけてお目当ての商品を手に取っていた。
HKSとしての今後の展開は、クルマの総合パーツメーカーとして輸入車のカスタムパーツの展開や、ガソリンモデルだけでなくEVモデルのカスタムパーツも展開することを予定しているという。さらに、サスペンションやF-CONなど、機能性のあるチューニングパーツだけでなく、エアロパーツの展開も予定しており、鋭意開発中といまだ進化を続けている。50年の歴史に触れ、これまでの挑戦が、未来の商品開発にも生かされていることを感じさせるブースになっていた。
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