9月11日、WRC世界ラリー選手権第9戦ギリシャの競技3日目はSS7~12が行われ、前日に総合首位に立ったTOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)が6本中4本のステージでベストタイムを記録するスピードをみせ、2番手以下とのギャップを大きく拡げている。そんな『アクロポリス・ラリー・ギリシャ』のデイ3を終えた各陣営からドライバーコメントが発表された。
■Mスポーツ・フォードWRT
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/デイ3総合6番手
「今日はもっとソフトタイヤを履いていたほうがよかった。さらにグリップがあればいくつかの場所でもう少し激しくプッシュできたと思う。でも僕たちが使えるソフトタイヤの数はとても限られていたんだ」
トヨタ、ロバンペラとオジエが1-3維持「最終日も楽しみな1日になりそうだ」とラトバラ/WRC第9戦
「午前中のステージは、レッキで見たものとだいぶ様子が違っていた。レッキではかなりウエットで霧がかかっていたので、場所によってはほとんど見えなかったんだ!」
「一方、今日は明るい日差しがあり、速く走行するのに理想的なコンディションだった。でもこうしたコンディションでのレッキの経験がなかったから、ペースノートが必要としているほど正確なものになっていなかった。そのせいで自分たちの力を少し抑えなければならなかったよ」
●アドリアン・フルモー(フォード・フィエスタWRC)/デイ3総合5番手
「今日のステージは、昨日目にした大きな岩などのリスクがかなり低かったから、もう少しプッシュすることができた」
「マシンの調子は最初から良かったが、サービスでディファレンシャルにわずかな変更を加えてからより良い感触になった。そのことは僕のステージタイムに示されている」
「これまでのところ、チームにとってとてもポジティブな順位にいるよ。もちろん先はまだ長いが、初めの2日間は成功だったと言えるし、トラブルを避けて少なくとも5位の結果を持ち帰りたいと願っている」
■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ3総合10番手
「今日の目標はWRC2勢との差を縮めることだったが、そうすることができたよ。午前中はステージで掃除役を務めることが多かったから、かなりチャレンジングだった」
「いくつかのステージではR5マシンが僕たちより速かったが、午後にはコンディションは幾分イコールになった。結果として僕たちは良いリズムを見つけ、いくつか順位を上げることができた」
「最終日も引き続き過酷なものになるだろう。とくに僕たちは出走順が早いからね。でも全力を尽くし、ミスをせずにやりきるつもりだ」
●オット・タナク(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ3総合2番手
「最終ステージがターニングポイントだったとは言わないが、僕たちが走行中に解決策とフィーリングを見つけようと懸命に取り組んでいたのは確かだ」
「タイヤ選択については違うことを試していた。少し極端にしてペースを維持し、セブ(セバスチャン・オジエ)に対するアドバンテージを守ろうとした」
「これまでのところこれが僕たちにできた最大限のことだが、明日はまた違う状況になるだろう」
「走行中にもう少しの自信とペースを保ちたいと思っているが、これからはトリッキーで長い3つのステージが待っているから、あらゆる可能性がある。走行中に良いリズムが掴めるように全力を尽くすよ」
●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ3総合4番手
「今日は長い距離を走り切った。非常に難しいコンディションで、長くて厳しい土曜日だったね。僕たちは昨日と同じくまだ総合4位を維持しているが、トップ3との差は少し離れてしまった」
「今日の序盤に彼らに追いつくのは難しいと気づいた。だから自分たちの順位を維持し、いかなるミスもしないことに集中したんだ」
「正直なところ、完全に満足だとは言えない。ランキング上はぱっとしない位置にいて、トップ3のタイムをみると厳しいということが分かる。それでもペースを維持している。明日もクリーンな1日にすることが重要になるだろう」
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合3番手
「今朝はかなり安定した走りができた。ものすごく速かったわけではないが、後続のライバルとの差を拡げ総合3位をより確実なものにするという、今日の自分たちの目標を達成するには充分だったよ」
「もし、明日表彰台に立つことができれば、それはタイトル争いにおいて大きなステップになるだろう」
「カッレは午前中とても速く大きなリードを築きましたが、それは本当に素晴らしいことだ。自分としては、午後のループステージの方が好調だった。総合2番手(タナク)との差はそれほど大きく開いていないし、プレッシャーをかけ続けることも重要だ」
「明日、リスクを冒して戦うのは賢明ではないが、まだ長い距離が残っているので、何かが起きる可能性はある。明日は誰にとっても新しいステージだし、レッキで新たにペースノートを作成した際はほぼ霧の中だったので、そう簡単には行かないだろう」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合7番手
「今日はいい1日になり、ドライビングを楽しむことができたよ。上位争いに加わることができないのは、やはり残念だけど、それでもできる限り順位を上げようと頑張ったので、その点については目標を達成できたと思う」
「さらなるポジションアップは上位の選手とのタイム差が大きいため自力では難しい状況だが、トライはしてみるつもりだし、できるだけ多くのポイントを獲得したいと考えている」
「そして、明日はできればパワーステージでもボーナスポイントを加算したいと思っているんだ」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合首位
「今日の最初のループステージはとても楽しむことができた。4本のステージはどれも難しかったので、大きなタイム差がついたことに少し驚いたけど、自分でも良い走りができたと思う」
「また、他の選手と異なるタイヤを選択したことも正解だったと思う。ハードタイヤでの走行には少し自信があったんだ」
「2回目のループステージでは、荒れた路面コンディションに対応するためセットアップを少し変更したところ、トラクションをかなり失ってしまった。しかし、それでも充分良かったし、愚かなミスをせず賢く戦うことができた。ラリーのフィニッシュまではまだ長い道のりが残っているので、明日も頑張りたいと思う」
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