スーパーGT富士公式テストは6月28日、テスト2日目を迎えた。前日に続き無観客のなかで行われたテストだが、2日目午前のセッション3は、走り出しからあいにくの雨模様となった。セッション終盤から雨が止みはじめるコンディションのなか、セッション2に続きRAYBRIG NSX-GTがトップタイムをマークした。GT300クラスはGAINER TANAX GT-Rがトップタイムとなった。
前日のドライコンディションから一夜明け、富士スピードウェイで行われているスーパーGT公式テストの2日目は雨模様となった。前日から雨の予報が出ていたこともあり、当初予定から変更され、セッション3は10時30分から90分間で行われた。
【タイム結果】スーパーGT富士公式テスト 6月28日午前 セッション3
序盤から雨脚が強く、走行途中にはコースの一部に低い雲がかかるなかでのテストとなったことから、GT300クラスは半数以上のチームがピットでステイ。GT500クラスは、各チームがウエットでのメニューをこなしながら走行を進めていくことになった。なお、GT500クラスでは前日からホンダNSX-GTが新しい形状のフリックボックスをトライしている。
雨量が多いこともあり、各所でコースアウトするマシンが数多く見られたが、セッションも1時間を過ぎるころになると雨が止みはじめ、多くのチームがタイムを上げていった。そんななかで、一時ダンロップコーナー先でKeePer TOM'S GR Supraがストップしたため一度赤旗になるが、すぐにピットに戻ったこともあり再開。終盤はコース上の水量も減り、多くのマシンが周回を重ねた。
GT500クラスでは、山本尚貴から交代した牧野任祐がマークした1分40秒187がトップタイムとなり、立川祐路のZENT GR Supraが1分40秒864で2番手に。終盤タイムを上げた坪井翔のWAKO'S 4CR GR Supraが3番手という結果となった。序盤首位につけていたARTA NSX-GTが4番手、MOTUL AUTECH GT-Rが5番手につけている。
GT300クラスは、終盤水量が減った際に平中克幸が1分47秒589をマークしたGAINER TANAX GT-Rがこのセッションの首位に。大湯都史樹がドライブしたARTA NSX GT3が2番手、こちらも終盤新田守男がタイムを上げたK-tunes RC F GT3が3番手につけた。4番手にはウエットのなか速さをみせたPACIFIC NAC D'station Vantage GT3が続き、リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが5番手で終えている。
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