この記事をまとめると
■ドライブデートの失敗談を百戦錬磨の自動車ライターが振り返る
「高くて豪華」なのになぜダメ? 1300万円超の高級車でもデートに不向きなモデル5台とその理由
■スポーツカーやスーパーカーが心の底から喜ばれることはほとんどない
■些細なゴミも残さないほど車内は綺麗にしておいた方がいい
ドライブデートで調子に乗ると痛い目に遭うのは今も昔も同じ
「このクルマさえあれば彼女のハートはオレのもの!」といった幻想を誰しも抱いたことがおありでしょう。
が、たかがクルマで女子のハートを射止められるわけがありません。かくいう筆者も同様の幻想を何度も木っ端みじんに砕かれ、数十年たってようやく現実に気づいたという体たらく。もっとも、今回はそんな玉砕エピソードではなく「射止められると思って、買ってはみたものの」うまくいかなかったクルマについてのご紹介。
つまり、ぱっと見「イケる!」と思っても、意外な落とし穴でデートに失敗するクルマ、ということ。
たとえば、輸入2ドアクーペ。911やコルベット、あるいはBMW635CSiとかね。とにかく誰の目にもカッコいいわけで「お! なにかが始まる予感」なんて根拠のない幸福感すら覚えるはず。
でもって、デートの際はジェントルマンを気取って「彼女のドアを開いてあげてエスコートだ!」などとウキウキしながら頑張るわけですよ。すると、彼女がはにかみながら「やめてよ。そんなお姫様あつかいされたら、タカシのこと好きになっちゃうじゃん」なんて、思わず「ホレてまう」言葉のナイフを突き立ててくるのです。
だったら、ぶっきらぼうなキムタクを気取って「あ、そ。なら、自分で開け閉めしちゃって~」とカッコつけるタカシ。ですが、これが失敗のもと。
外車に乗っていくらかアガっていた彼女、駐車場についた途端、力任せにドアをフルオープン。だいたい、クーペのドアは大きめと相場が決まっていて、勢いよく隣のステップワゴンだか、クラウンとかのサイドに「ガチーン」とクリティカルヒット。
911の場合ならこちらはキズひとつ付きませんが、相手は見るも無残な凹みよう。もっと無残なのは「やっちゃった! テヘペロ」な彼女に向けたアナタの微妙な表情かもしれません。
自慢のスーパーカーを用意しても満足するのは男だけ
あるいは、男子が大好きスーパーカーも、ぶ厚いサイドシルというお約束装備が「どうやっても乗り降りするときパンツ見えちゃう」と、女子に不評なことはご承知のとおり。
古いところではテスタロッサやカウンタック、最近ではケーニグセグやマクラーレンGTなんかも比較的ゴツいようです。ところが、これに真っ向から強がって「そりゃ、年端もいかないガキと付き合うからだね」と、なにやら思惑ありげなロマンスグレーのスケベ親父。
で、スケベはなにを勘違いしたかデート相手に「女優気取りの美魔女」とやらをブッキング。当然、昭和ロマン歌謡ショーに出てきそうな親父ですから、よせばいいのにレディファーストを徹底。2ドアクーペのタカシ同様、マクラーレンの「ディヘドラルドア」を跳ね上げてやったのです。
寝そべるような姿勢で腰かけていた美魔女は、ここぞとばかりに女優を気取って「おっとり」と起き上がろうとして、思わず下腹部に力が入ってしまったのか「プシュゥウウウウ」と慎ましやかな音でもって放屁。
ですが、スケベはこれに動じることなく「いかん、ドアのダンパーからエアが漏れたようだ」と首をかしげてみせたのです。さすがの機転に、美魔女がハグをしてくれたおかげでスケベは鼻をつまむこともできず「内臓年齢はウソつかねーな」と天を仰ぐのでした。
ちなみに、さまざまなメディアで「デートカーは車体も車内も清潔に!」とすすめられていますが、これ本当です。筆者のエピソードで恐縮ですが、恋人をクルマに乗せた時、ふと彼女の足もとを見ると小さな四角いシルバーのごみのようなものが目につきました。
「ムム! あれってピアスのバックピンじゃね?」と感づいたものの、彼女はピアスの穴をあけないタイプ。見つかったらエライことになる!
てことで、筆者はさりげなく「こないだ、母さんを病院に乗せてった」というでたらめや「妹が友達と出かけたいっていうからこのクルマ貸してあげたんだ」などと無理筋(なにせ、1990年モデルのカレラ4ですから、母親を乗せたのはともかく、妹ごときがマニュアルに喜んで乗るわけないですからね)ながら予防線。
膝が小刻みに震えていたことは今でも忘れません。
幸い彼女が気づくことなく目的地に到着。「あ、クルマに財布忘れた」とかなんとかいって彼女を先に行かせると、すぐさまフロアマットからバックピンを拾い上げたのです。
が、バックピンと思っていたのは、なんとクロレッツの包み紙を丸めたゴミだったのです。車内をきれいに保つ大切さ、おわかりいただけたのではないでしょうか。え? オマエがトロいだけだろうって? おっしゃる通りでして、後日、下手な予防線が大いに災いしたのです。
不審に思っていた彼女が妹に裏どりをすると「乗るわけねーべ」との証言。ここからいろいろと探られ、最後には土下座+グッチというイヤな出費に。とにかく「クルマはもちろん、日ごろのおこないも清潔に」これこそ真のデート必勝法に違いないでしょう。
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