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日産 新型KICKSを北米で発表。今夏から市場投入を開始

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日産 新型KICKSを北米で発表。今夏から市場投入を開始

日産自動車は2024年3月25日、ニューヨークで開催された男子バスケットボール・トーナメントの開幕戦でB+セグメントのコンパクトSUV、新型「KICKS(キックス)」を2024年夏から2025年型モデルとして北米市場に投入すると発表した。

新型KICKSは、ストリートで映える高級スニーカーのような洗練されたデザイン、優れた機能性、そして高い安心感をもたらす4WDシステムを備えたコンパクト・クロスオーバーSUVモデルだ。

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従来型KICKSはブラジル、メキシコ、中国、タイ工場で生産され南米、中国、アメリカ・カナダ、インド、タイなどで販売されたグローバル戦略モデルだ。日本にはタイ工場で生産されたe-POWERモデルが導入されている。

今回、アメリカで最初に発表されたのは、アメリカ市場において日産のクロスオーバーSUVのエントリーモデルとして、販売を加速させることを目指すという背景がある。

新型KICKSのエクステリアは新鮮で、大胆かつ力強い印象を強調。すっきりとしたボディ上部と、ワイドに張り出されたスクエアな形状のフェンダーの対比で、都市型SUVであることを主張している。

インテリアは、タフで力強いエクステリアのイメージとは異なり、モダンで包まれ感のあるリビングのようなデザインだ。ダッシュボードにはメーターとナビにデュアルスクリーンが設定される。

また、「KICKS」としては初めて、全席にゼログラビティ・シートを採用することで、より快適な姿勢を保ち、ドライブにおける乗員の疲労を軽減することができる。オプションとなる電動パノラミック・サンルーフは風切り音を低減する新世代の薄型デザインが採用されている。

室内空間は乗員の快適性とラゲッジスペースの確保を両立しながらも、市街地でも運転しやすいコンパクトなボディサイズとしており、ラゲッジスペースの荷室容量はクラストップの最大1699Lで、ワンクラス上のクロスオーバーにも匹敵するなど利便性も向上。ラゲッジルームの開口部も1024mmとクラストップで、ベビーカーやゴルフバッグなど長さのある荷物を容易に収納可能となっている。

パワートレインは、最高出力141ps、最大トルク190Nmを発生する2.0Lの自然吸気直列4気筒エンジンを搭載し、最新のエクストロニック・トランスミッションを組み合わせている。このパワートレインはレスポンスに優れたトランスミッションと力強い低中速トルクを発生するエンジン特性により、高速道路での追い越しなどの場面で余裕のある加速をもたらすという。

また、北米向けのKICKSとして初となる4WDを全グレードに設定している。ドライビングモードには、滑りやすい路面に特化した「SNOW」を設定し、4WDとビークルダイナミックコントロールシステムを緻密に制御し、滑りやすい路面でも安心した走りを実現。悪路での走破性能を高めるため、最低地上高はクラストップとなる213mmを確保している。

インフォテイメントは、直感的な操作が可能な12.3インチのデジタルディスプレイに加えて、室内に最大4つのUSB Type-Cポートや、前方センターコンソールにワイヤレス充電器も選択できる。もちろん、システムはAndroid AutoとApple CarPlayの両方に対応しているほか、SRプレミアムパッケージには、BOSE製10スピーカーオーディオシステムが搭載されている。なお、運転席だけでなく、助手席にもヘッドレストスピーカーを装備している。

運転支援システムも充実され、全方位運転支援システム(セーフティシールド360)が全モデルに標準装備された。また、最上級グレードの「SR」には北米向けKICKSとしては初となるプロパイロット(北米名:ProPILOT Assist)を採用している。

この他に、タイヤ空気圧警報システム、車内の忘れ物を知らせるリアドアアラート、インテリジェントDA(ふらつき警報)などの運転支援機能が標準装備されている。

なお、新型KICKSは従来モデル同様に、地域、市場に合わせて各種のパワートレインが搭載されることが予想されている。

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みんなのコメント

7件
  • bil********
    インド工場製のマグナイトなら貧乏日本に最適
  • kuz********
    内外装ともにずいぶん立派になった 価格も大幅に上がるんだろう
    日本じゃ売れそうにないから変わってマグナイト導入かな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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